青春18きっぷを使って、関東近辺ぶらり旅に行ってきました。当初の予定では3日くらい連続してぶらぶらしようと思っていたのですが、風邪をひいてしまったので予定変更です。
11時22分に小山に到着。お昼には少し早いですが、ちょうど待ち時間が約40分あったのと、この後はあまり食事する時間もとれそうもないので、ここでお昼ご飯にします。小山では開運小山うどんというのがあるらしいので、
なまず天ざるうどんをいただきました。
小山からは
両毛線で高崎へ。初めてではありませんが、前に乗ったのももう10年以上も前でしょうか?小山を出たあたりでは日光の山々が見え、高崎に近づくにつれて
赤城山がよく見えました。
高崎からは
信越本線で横川へ。ここは初めて乗る
区間です。新幹線が開通したために横川と
軽井沢の間は廃止になってしまい、
普通列車で行けるのは横川までです。現役の頃は一度も乗る機会がなかったのが残念です。
横川駅にはこの
碓氷峠の鉄道の歴史を伝える
碓氷峠鉄道文化むらという施設がありますが、今日は横川駅からJRバスに乗って
軽井沢駅まで行きました。鉄道は廃止になってもバスで峠越えができるのです。
約30分で
軽井沢駅に到着。
軽井沢に着いたからといって何をするでもないので、今度は新幹線で高崎に戻ります。
青春18きっぷだからといって
普通列車だけしか乗らないわけではありません。それでも、せっかく
軽井沢まで来たので、駅で
軽井沢高原ビールを買って新幹線の車内で飲みました。
高崎に戻るともう夕方です。どこかで一杯飲んでいこうと街をぶらぶらしました。しかし今は日曜日の夕暮れ。繁華街がどこだかよくわからずに歩きましたが、チェーン店以外で入ってみたくなるような居酒屋は見つけることができませんでした。「中央ぎんざ通り」というアーケード街がありましたが、あまり人通りもなく、見事な
シャッター通りと化していました。時間帯や曜日によっても違うのでしょうが、高崎といえばもっと賑やかな街を想像していましたが、イメージとはちょっと違っていました。それともやっぱり行く場所が違うのでしょうか?
仕方がなく駅の方に戻り駅周辺を歩いていると、「こむぎ」という居酒屋を発見しました。実はこのお店は気にはなっていたのですが、日曜は休みかと思い詳しい場所までは調べていませんでした。開いていてよかった。
群馬の地酒とともに、店員さんに群馬らしいもの(肉以外で)と聞いたらこんにゃく料理をいくつか勧められたので、その中からこんにゃくステーキを注文しました。刺身こんにゃくは食べたことがありますが、こんにゃくのステーキとは!
これがこんにゃくステーキです。硬めのこんにゃくを鉄板で焼いたもののようで、塩胡椒で味付けされていて、なるほどステーキのように食べました。
他には、湯豆腐と長ネギのごま油炒めも。群馬はネギも有名でした。
お酒は栄屋四郎衛門というのをお燗で。
それから群馬泉 淡雪草(うすゆきそう)をこちらは冷やしたのでいただきました。
このお店、ランプ風の照明と壁には
竹久夢二の絵が描かれて大正浪漫を感じるいい雰囲気でした。
竹久夢二は群馬の榛名温泉にも縁がありました。群馬といえば温泉も有名です。次は温泉に入りに群馬に来てみたいものです。
今日はこの後
普通列車だけで家に帰らなくてはなりません。名残惜しいですが7時過ぎにはお店を出て、
高崎駅から再び列車の旅。帰りは
高崎線で上野経由で帰ってきましたが、
高崎線が快速列車だったのと、普通
グリーン車に乗ったので快適でした。
ちなみに、僕の自宅最寄り駅から
高崎駅まで、行きは
水戸線と
両毛線を経由して待ち時間を含めて約4時間15分でしたが、
帰りは上野経由で約4時間10分。距離的には上野経由の方が遠そうですが、時間は大して変わらないのですね。
今日は久しぶりだったので
両毛線に乗りましたが、もし次にまた
普通列車だけで高崎に行くのなら上野経由の方がよさそうです。