かがやき509号は東京駅を出ると
上野駅には止まらずに、大宮駅に止まっただけで次の停車駅がもう
長野駅でした。
長野に行くのは久しぶりですが、強く印象に残るのは1989年1月7日、つまり昭和最後の日でした。
当時の写真がこちらです。
長野駅は
北陸新幹線開業によりすっかり変わっていました。駅前の風景も当時の写真の面影が全然ありませんでした。
それはともかく、長野といえば
善光寺。
善光寺にも以前行った記憶はありますが、すでにうろ覚えです。今回改めてお参りしてこようと思います。
有料で拝観するところは3箇所ありましたが、全部を見てまわる時間はなさそうだったので、本堂の内陣のみに入りました。ここにはお
戒壇巡りと言ってご本尊の真下の真っ暗闇の中を壁に沿って手を滑らせながら歩くと、中ほどに何か別のものに手が触れます。それが極楽の錠前で、御利益があるそうです。
錠前に触れて元の場所に戻った後でおみくじを引いたところ見事に大吉でした。
お参りの後は少し遅めのお昼ごはんを食べようとしたところ、試飲・酒蔵見学の文字を発見しました。すぐ近くに「西之門」という銘柄の酒蔵があったのです。誘われるように試飲コーナーに案内され、何種類かのお酒や甘酒、そして味噌も作っているとのことで味噌汁まで試飲させてもらいました。
そしてお昼は
蕎麦屋さんに入ったのですが、そこに先ほど試飲した「西之門」があったので今度はしっかりと飲んでみました。おつまみに
野沢菜の漬物と、蕎麦はざるそばをいただきました。
約20分ほどで試合会場に到着すると他にも
ロボッツブースターの姿が見えました。
長野オリンピック開催時は僕は九州に出張中で、夜勤明けのホテルの部屋でテレビ中継を見ていた記憶が蘇って感無量でした。
試合の方は、第1Qこそ15対15でしたが、第2Qで引き離されて、以降は残念ながらいいところなく68対85で敗戦でした。
ハーフタイムに登場したきのこの着ぐるみチーム対ちびっこブースターのバスケットの試合がとても楽しかったです。
楽しみにしていたチア、ジャスパーズはやはりベンチ側を向いたパフォーマンスの機会が限られ、コート外でお近づきになるタイミングもなかったため、あまりいい写真は撮れませんでしたが、試合終了後にはコート内でしたが集合してカメラを構えた僕の方を向いてくれたので、なんとか笑顔の写真を撮ることができました。その時の照明がちょっと暗かったのが残念でした。
ところで、今日の試合の応援中に、愛用の応援グッズであるメガフォンが壊れてしまいました。今度新しいのを買わなくてはなりません。
さて、試合後は行きと同じく無料の
シャトルバスで
長野駅に戻り、駅近くのホテルにチェックインした後はお待ちかねの飲み歩きタイム。
長野市内には
吉田類さんの酒場放浪記に登場したお店が2軒ありましたが、そのうちの1軒が近くにあったのでまずはそこに行ってみます。
名前が「千石食堂本店」とあるように食堂を兼ねた居酒屋と聞いていましたが、先客が誰もいず、お店の人もテレビの方を向いていたためあまり気分が盛り上がりませんでした。ビールは試合会場でさんざん飲んだのでいきなり日本酒をお燗で注文し、おつまみは湯豆腐です。日本酒は
長野市川中島町の
横綱酒造というところのカルカヤ正宗でした。
1軒目はこのくらいにして、次のお店を探します。特にあてはありませんでしたが、
twitterで長野の居酒屋がいくつか紹介されたのをみて気になった「
風林火山」というお店に入ってみました。
こちらでは長野のお酒が飲めそうでしたが、その前に
クラフトビールのメニューがあったので、まずはその中から松本ブルワリーというものを飲んでみました。お通しの汁物がなんだかホッとします。
そして2杯目は日本酒。いくつもの地酒がありましたが
安曇野の大雪渓を飲んでみました。
料理は舞茸の天ぷら。最近はあまり揚げ物は好んで食べないようになりましたが、昼間に見たきのこ組の
インパクトが強くてつい頼んでしまいました。
もっと飲んで食べてみたい気はあったのですが、お腹の方がついていけず今日はこの辺でホテルに戻ることにしました。ホテルに戻る途中に
アイリッシュパブもあって気になったのですが、明日の朝は早いのでこれも断念です。