水戸を中心に活動する複数の劇団が集まって一つの芝居を演じるという形式です。
主演はキミトジャグジーの織笠裕美さん、神様役には佐藤信郎さんも出演していましたが、織笠さんの演技に感動しました。
一人二役なのですが、女性と男性の役を演じるのに、見た目は髪型を少し変え、上着を着て帽子とメガネをつけるくらいだったのですが、声の出し方を変えていました。それがまるで別人のような声になるので、本当に同じ人が演じているのかと思うくらいでした。
織笠さんの舞台はこれまでも何度か観ているのですが、今回の演技は本当に素晴らしく、多勢に流されやすい大衆の姿と、ピュアな心を持った主人公のストーリーも含めて最後は思わず涙が出るほどでした。終演後には出演者がロビーに出ていたので直接感想をお伝えしました。
第48回水戸市芸術祭演劇フェスティバル