砂の器、空港にて、日航ジャンボ機墜落

昨日茨城に帰ってきて、今日は代休で仕事を休みました。次は木曜日からまた大阪に出張です。出張の時に読む本が無くなったので、BOOK OFFに買い出しに行ってきました。

砂の器〈上〉 (新潮文庫)

砂の器〈上〉 (新潮文庫)

松本清張は中学生の頃に「点と線」を読んだくらいです。名作と呼ばれるこの作品も題名しか知らず、それでも作品の舞台を歩く、といった企画で紹介された記事を読んで気になってました。この機会に読んでみようと購入。

空港にて (文春文庫)

空港にて (文春文庫)

村上龍は、暴力的な描写が多いというイメージがあるのであまり好んでは読まないのですが、最近よく使う羽田空港ANAのカウンターが表紙に使われているので気になって購入。

日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時 (朝日文庫)

日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時 (朝日文庫)

1985年夏に起きた事故は、ちょうど通っていた高校の野球部が甲子園に出場したので応援に行くバスの中で第一報を耳にしました。高校1年のこの年は、日航機の事故、甲子園、そして阪神タイガースの優勝が一緒になって記憶がよみがえります。
去年がちょうど20年目だったためにテレビでも特集がありました。この本を買った直接のきっかけは、やはり気になってぱらぱらとページをめくっていた時、この記述を見つけたためです。
「五十分、阪神甲子園球場、第二試合の広島工ー日立一戦の七回終了後、スコアボードに「日航機事故で生存者確認」の電光掲示が流れた。(中略)約四万人の観衆から、どよめきと拍手が起きた。」(186ページ)
僕はこの甲子園にいた観衆の一人でした。一瞬にして当時のことを思い出し、涙が出そうになりました。