ザ ビートルズ「LOVE」-ドキュメンタリー-

WOWOWで昨晩放送された、ビートルズの音楽を使ったラスベガスのミュージカルショー「LOVE」のドキュメンタリー番組を見た。
ビートルズの作品を大胆なアレンジで全く別の曲のように作り直したアルバムが賛否両論を呼んでいるが、この作品はもともとシルク ドゥ ソレイユのショーの音楽なので、そのショーと一緒になって初めて完成作品と言えるだろう。
最初に音源を東芝EMIのサイトで試聴した時は、なんだこれは?と嫌悪感が出てしまったけど、その後発売されたCDを聴いて、まずその評価を取り下げた。そして実際にラスベガスまで行った人の感想(以前も紹介しましたが、もう一度紹介します最近もまた繰返し勧めています。)を読んで、自分でも体験してみたくなった。
そんな状況で見たドキュメンタリーだった。


スタジオの会話を録音とシルエットで再現しているシーンを見て、まるでスタジオに忍び込んで一緒に会話を聞いているような思いを感じた。これは「ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実」を読んでいたので、それを追体験しているみたい。これを生のステージで見てみたい。

ポールとリンゴ、それにオリビアとヨーコがスタジオで立ち会って、納得していることや、オリジナルの録音を行ったメンバーとジョージマーティンが直接関わっているリミックス、これをビートルズの作品と呼ばないで他に何をビートルズと言うのか

このショーは、サウンドを視覚的に表現し、また視覚に合わせてサウンドを再構築している。このドキュメンタリーを観て、ますますラスベガスに行きたくなってきた。具体的には7月中旬の連休に行きたい。