恐怖の誕生パーティー、本の雑誌をめぐる縁

なんかすごいタイトルだけど、サスペンスだそうです。決して自分からは手に取らないだろう本なんですが、先日コメントを頂いたはるひさんからmixiで偶然すすめられて、作家の名前が「カッツ」なので気になってAmazonで購入しました。中古の文庫本で、値段が1円というのにも驚きましたが、この本をめぐってはこんな不思議な縁がありました。

はるひさんは、この本のことを「本の雑誌」の「こないだ読んだ本とその感想」という募集に投稿したところ、編集長の椎名誠さんが1位に選んでくれて「本の雑誌」1年分をもらったそうです。そしてこの投稿が載った昭和62年12月発行の号は、僕が初めて買った「本の雑誌」でした。そして偶然にも、そんなこととはお互い知らずに、mixiを通してメッセージを戴いたのがはるひさんだったという訳で、20年の時空を超えて1冊の雑誌をめぐって縁がつながったというお話です。

恐怖の誕生パーティ (新潮文庫)

恐怖の誕生パーティ (新潮文庫)