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HERO

英雄 ~HERO~ スペシャルエディション [DVD]

先日買った映画のノベライズ本を読んで、買ったまままだ見ていなかったDVDがあるのを思い出して、今日見た。

この映画は公開当時の2003年8月に見ていて、その時にも素晴らしい映画だと思い、後に特典映像付きのDVDを買っていたのだった。以前ハリウッド映画の「マトリックス」を見てワイヤーアクションと意識に訴えるストーリーに感動したものだったけど、この「HERO」はそれをさらにパワーアップした感がする。しかもワイヤーアクションの本場の中国映画でそれをやっているのだからたまらない。ワイヤーアクション独特の「ありえない」感の動きはもうお約束みたいなもので、一種の様式美だと思えばいい。武道のことを英語でmartial artsっていうので、この単語を知った時、最初は美術の一種かと思ったけど、この映画を見るとそれもあながち間違ってないかもと思える。雨あられと飛んでくる何万本もの矢も、まあありえないのだが、これもお約束だろう。

映像的にもシーン毎に衣装と背景の色をがらりと変えるのだが、これが印象に強く残る。ストーリーは終ってみれば単純なのだが、そこに至るまでがちょっと複雑で、回想シーンがほとんどだけど、最初に話した話が、相手によって今のは真実ではない本当はこうだろう、と言われ、さらに今度はもう一度実はこうだ、と同じ登場人物でストーリーが3通り流れるから途中でこんがらがるかも。そのストーリーが変わる毎にシーンカラーが変わるのだ。その映像を撮影したのが「恋する惑星」などでもスタイリッシュな映像を撮ったクリストファー ドイル。さすが彼の映像はキレがある。そしてとどめは最後に流れる王菲の歌。

中国にまた行ってみたいなあ。