PEACE BED アメリカ VS ジョン レノン

ジョンのアメリカ政府との戦いを描いたドキュメンタリー映画。近くでは上映していないので、東京の六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズに行って見てくる。
印象に残るのは、当時の政府が極端な被害妄想に捕らわれていて、ジョンを必要以上に目の敵にしていたこと。一方ジョンは信念を持って逃げずにまっすぐに自分の気持ちを表現していたこと。政府がビザの期限切れの際、延長を認めないとしてから直接的な戦いが始まったが、その時についた弁護士という人が映画に出てきたけど、これまであまり表に出ていないような気がするが、この人もジョンと一緒に戦ってくれたおかげで、政府側の汚いやり方を指摘したりして最後には永住権を取得できたことに感動した。
その後は家族と幸せに暮らす映像が出てくるけど、最後はやはり銃弾に倒れたところまで記録している。ただし直接この事件が政府の仕業だとかそういう風には描いていない。

それにしても、この映画にも出てきたが、あれだけビートルズを追いかけていながら、ジョンのキリスト発言が出ると今度は一斉にレコードを燃やすというアメリカ人の身勝手さには毎度のことながら憤慨する。
映画のサイトはこちら。
http://www.peacebed-johnlennon.com/