水戸飲み歩き

水戸芸術館でのコンサートの前にちょっと時間があったので、水戸京成の1階にある、ネストビールでおなじみの木内酒造直営の居酒屋「な嘉屋」に行こうと思ったけど、夕方の開店が17:00からとかで、それまでには少し待つようだし、コンサートの開場が17:30なので中途半端なので今回行くのはあきらめて、芸術館近くの「cafe 202」へ。ここは閉店したアイリッシュパブ「Brave Hart」と同じ交差点の通りを挟んで反対側にできたカフェ。カフェメニューの他にアルコールもあるので、ギネス(瓶)を1杯。ここはLive & libraryというだけあって、時々ミニライブもやるみたいだし、本を読みに来るのにもよさそう。

コンサートの後は、水戸駅の南口まで歩いて、スペインバル「GANCHO」へ。スペインに興味を持ってから、水戸にもバルがあるとは聞いていたけど、普段は水戸には車で行くだけになかなか飲みに行く機会がなかった。
今回は次の日が休みということで電車で水戸に行き、この店に行こうと思っていた。
水戸駅の南口はそんなにお店もないので駅を離れるとすぐに真っ暗になってしまう。住所を頼りに歩くけど場所がよくわからずにうろうろしてからやっとみつけた。中に入ると、店の作りはなるほどこれがバルかあって思うけど、先客がカウンターに2人いるだけで、ちょっと寂しげ。僕もカウンターに座り、樽出しシェリー酒を頼むと、店の人が樽からベネンシアというひしゃくを使ってすくい取り、グラスに注いでくれた。この注ぐ人のことをベネンシアドールと言って、資格があるそうだ。そして茨城には5人いるそうで、その5人のいる店で茨城シェリーユニオンというユニットを作ったそうだ。僕はシェリーはほんのちょっとしか飲んだことがないので、その他にもいろいろシェリーの話を聞かせてもらう。店では年に数回フラメンコのショーもやるそうで、その時にはまた来てみたいと思う。

シェリーも悪くはないけど、ちょびっとづつしか飲めないし、先に店にいた2人連れが出た後は店の人が3人に客1人となってしまって落ち着かないので、シェリー3杯で切り上げて次の店へ。

次は勝田にもある多国籍居酒屋「The Drunken Duck」の水戸店。
勝田はおなじみなんだけど、水戸店に来るのは初めて。水戸市役所の先の方で、こちらも少し道に迷いながら店にたどり着く。
店は一軒家の1階部分になっている。後で店の人に聞くと、家を改造したのではなくて、2階に住むところを作って1階を店にしたのだそう。こちらの店はGANCHOとは違って客もたくさんいて賑やかな感じ。この雰囲気は勝田と変わらない。生ギネスを飲んで僕も少し落ち着く。やっぱり僕はビールが好き。お店の人も昔勝田店にいた人で、僕のことを憶えていてくれた。水戸店はできてから4年たつという。あまり来る機会はないかもしれないけど、水戸の方が広いし、テラス席もあるみたいだからイベントがある時や夏なんかはいいかも。2杯目に会津ビールを頼む。この会津ビールは勝田では2種類あってベートーベンというのをよく飲むけど、水戸では1種類だけで、ベートーベンじゃない方だった。この会津ビールは結構お気に入りだ。
製造元のサイトによると、他にも種類があるみたいなので、そちらも飲んでみたい。
http://www.aizubeer.jp/

水戸の南口側にはもう1件、アイリッシュパブがあるけど、こちらは日曜日にライブがあるようなので今日はやめておく。
今日はここで帰り道につく。水戸駅まで歩き、勝田駅まで電車。本当はその次の佐和駅まで行きたいのだけど、勝田より先まで行く電車は終っているので、勝田駅からタクシーで佐和駅まで乗車し、駅に止めておいた自転車で家に帰る。