関門散歩

夜勤までの日中、門司港と下関をぶらぶらと散歩。

門司港駅の前では噴水が出ていた。

最初は前回行き損ねた九州鉄道記念館」へ。

屋外には鉄道車両の実物が展示されている。九州といえばブルートレインが思い浮かぶ。ブルートレインに乗って旅行するというのは小学生の頃の僕の憧れだったけど、実際に九州に来たのは大学生になってからだった。その寝台列車もどんどん廃止になっている。チャンスがあればまた乗ってみよう。

門司港駅に戻り、お昼に門司港名物だという焼きカレーを食べた後、関門トンネル人道を目指すが、バスに乗ろうと思ったら次のバスまで時間が空いているので、海沿いを歩く。
関門橋の下を通りすぎて、人道の入り口に着く。エレベータで地下に下りる形になっている。そういえば規模は小さいけど、大阪の西九条の近くにも似たような形のトンネルがあった。関門トンネルの人道については、友人が去年行っていたのを思い出した。

関門トンネルの、福岡と山口の県境。

下関側から門司を見る。

下関側に出ると、また歩いて唐戸へ。唐戸には旧下関英国領事館がある。明治39年(1906年)に建てられた煉瓦造りの建物。すなわち当時は貿易の拠点だったということ。これが縁で下関にはロンドンからロンドンバスがやってきて、この4月から路線バスとして走っているという。2階ではロンドンの紹介展示があって、ロンドンとイギリスのパンフレットをもらってきた。

唐戸では他に旧秋田商会ビルの内部を見学。2階と3階は和室だし、屋上には和風の庭園まである。でも外観は洋館。
右側の建物が旧秋田商会。左は郵便局で、こちらも同時期に建てられたものだそう。現役の郵便局としては最古のものだとか。

歩道橋の上から先程の旧英国領事館を見ると、こちらも煉瓦造りの上に瓦屋根が載っていた。このあたりが明治時代をしのばせるのか?

バスで下関駅に行くと、ロンドンバスを見つけたが、乗車には整理券が必要で、すでに定員に達していたようで、乗れなかった。

下関駅からは電車で小倉へ戻って小旅行はおしまい。