水戸芸術館の展覧会を見てくる。
Julian Opieと言っても名前をよく知らなかったが、作品を見れば、ああ、と思い出す。ロックファンにとってはBlurのアルバムカバーのイラストで見たことがあるのだ。
これがその作品。Blurのベスト盤だ。
彼の作品は、そのジャケットに代表されるように、黒い太い輪郭で、コミックのように人物を描くのが特徴。ポップアートの一種なんだろう。それだけではあまり心には響かなかったけど、展示の最後の方の、日本の風景を浮世絵のような縦長のフレームのディスプレイに表現した「日本八景」という作品群はとてもきれいでよかった。
ところで、僕はいつも展覧会に行くとカタログを買うんだけど、この展覧会のカタログが1冊15,750円もしたので、買うのを断念した。今回の展示だけじゃなくて作品集みたいな分厚い本だったのだ。ちなみにこの展覧会は、日英の外交関係150周年記念のUK-Japan 2008イベントの一つ。
http://www.arttowermito.or.jp/art/modules/tinyd0/index.php?id=1