The Troubadors @ Carling Academy, Liverpool

実質5日間のLiverpool滞在も最終日。滞在中の出来事はあとでまとめて書くとして、今日は念願のイギリスでプロのバンドのライブを見ることができたのでこれだけ書いておきます。

今朝になって情報誌で日程と出演バンドを見たら、まさに今日、Carling AcademyでThe Troubadorsの名前があった。The TroubadorsはLiverpoolのバンドで、11月には日本に来ていたけど、その時僕はThe Whoのライブを優先したので見ることができなかった。一度は見てみたいと思っていたバンドだ。しかも地元Liverpoolでのライブ。
チケットは5ポンド。他の日のライブだと、10ポンドぐらいのもあるので、もしかして本物のバンドじゃなくてDJイベントなのかな、とも思ったけど、彼らもまだ若手だからチケットも安いのだろう、と思うことにした。それにしても今のレートで日本円にすると1000円もしないで、前座らしきバンドも含めて本場でライブが見られるとはうれしい。

開場は7時からとあったけど、7時からライブが始まるとも思えなかったので、8時頃に入った。入り口では鞄のチェックはあったけど、カメラが見えていても何も言われなかった。実際ライブ中に他の客もばしばし写真を撮っていた。危険なものを持っていないか、というようなチェックなのだろうか?中に入ると前座の演奏が始まっていた。The Troubadors以外は知らないバンドばかりだったけど、一応名前を挙げておく。

The Jolt
Jukebox Vandals
Scuba Steve & the Life Aquatics
My Auntie Sam
そして最後に
The Troubadors

バンドが交代して準備をしている間はDJタイム

開場はそんなに広くないオールスタンディングで、後ろの方やバーカウンターの周りには椅子があった。あまり気合いを入れて聴くという感じではなく、ビールを飲みながら音楽を聴く、というような感じか。若者だけではなく、結構年がいっている人もいるのが印象に残った。観客の数は5、60人くらいというところか。100人は行っていないだろう。結構ガラガラ。The Troubadorsの時には、それまで一番前にいた人たちがどこかに行ってしまったので、僕も一番前に行くことができた。写真は、自由に撮っていいらしくて、フラッシュを焚いても問題なかった。曲の合間にはステージと客との間でのやりとりがある。演奏自体は日本でも聴くチャンスはあるかもしれないけど、こういうやりとりは日本じゃ体験できないもんなあ。
まだアルバム1枚しか出していないバンドだから、演奏も10曲ぐらいであっという間に終わり。12時過ぎに会場を後にした。