ネコを探して

高野山から戻ってきて、心斎橋のビッグステップにある映画館「シネマート心斎橋」で上映中の映画「ネコを探して」を見た。
たま駅長の情報を探してウェブサイトを見ていたところ、たま駅長が出演するフランス映画がちょうど泊まっているホテルの近くの映画館で上映されていることを知ったのだった。
フランス映画と言っても、日本を始めイギリスやアメリカのネコを介して、人間の生き方を見せる、そんな映画だった。最初に出てきたネコが水俣で人間よりも先に水俣病の犠牲になったネコで、たま駅長も、ただ単にかわいいネコとしての紹介ではなく、地域貢献をするネコだけど、自由なはずのネコが旅人を見送る役目をして愛されているといった視点での紹介だった。イギリスでは重要な信号ケーブルをかじるネズミを退治するという役目を持った職人ネコ、アメリカでは末期の患者が入院する病院で、死期が近づいた患者のそばに寄り添うネコ、と言ったように、いろいろ考えさせられる映画だった。

こちらが映画のウェブサイト。
http://www.neko-doko.com/