ドリンクラリー2010

ひたちなか市勝田駅前付近の飲み屋さんでドリンクラリーがあった。ドリンクラリーとは、62軒のお店を地域別に6ブロックに分けて、それぞれのブロックから各1軒ずつのお店に入り、飲み物や食べ物を楽しむというもの。チケットは前売りで3,500円、当日だと4,000円だった。今年で15回目ということだけど、僕が参加するのは今回が初めて。去年までは夏に開催されていたけど、夏はいろいろ他のイベントとかで忙しくてなかなか参加できなかったのだ。今年秋に開催されたのも、お店の方も夏は忙しいからだろうか?
でもやっぱりこういうイベントは夏の方が似合うかな。しかも直前になって台風が近づいてきてしまい、夕方には雨風も激しくなり、ちゃんと開催されるか心配になってきたけど、酒飲みに天気は関係ない、ということで僕も参加してきた。

アイザックビルの1階が受付。最初に6枚のチケットとマップをもらう。6軒のうち1軒は最初から指定されている。他のお店をどう回ろうか、マップの裏の各店のメニューや宣伝文章を見ながら作戦を練る。

ドリンクラリーのいいところは、普段なら入るのに躊躇してしまうお店も、気軽に入れること。名前は聞いていて気になっていた店も何軒かあるし、初めてのお店にもどんどん入ってみよう。

ということで6時30分からドリンクラリーが始まり、1軒目はビールが飲みたいので、Dブロックの「Chot Bar 7」に入った。隣の店には入ったことがあったけど、こちらは初めて。突き出しはおでんだった。今日のこの天気ではおでんがおいしかった。お店の名前は、本格的と言うよりは気軽に入れるショットバー、ということで「ちょっとバー」。それにお店の広さが7坪なので「セブン」なんだそうだ。居酒屋チェーンのつぼ八も、最初のお店が8坪だったから、というのが店名の由来だそうで、それにも少しあやかっているそうだ。つぼ八の由来は初めて聞いた。なるほどねえ。


2軒目もビールで、Eブロックの「じんべえ」。いつも気になっていた店だったけど外からは中がうかがえなかったので入ったことがなかったのだ。おつまみはいくつか選べたけど、肉が入っているものばかりだったので、ここでもおでんにした。ここは和風の内装ながらBGMがアメリカンロック。友達と今度入ってみることにしよう。


次は勝田駅に近いエリアのFブロック。ここは入ったことがあるお店が一番多いブロックで、10軒中6軒が入ったことがある。残りの4軒でどれにしようかと思ったけど、パブスナック「夜の騎士」にした。シャレの入った名前が面白い。スナックなんて普段は入らないので、ちょっと戸惑うけど、ここではウィスキーの水割りにした。それと枝豆がついてきた。適当にお店の人と話したけど、やっぱりこういうお店は苦手。


次のCブロックでは、飲みに入ってみたい店がいくつかあって迷ったけど、食事もしたくなったので、「酒菜 おかめ」に入った。このお店は昔会社の課会で入ったことがあったけど、個人で入ったのは初めて。ここで出されるのは天丼と味噌汁だった。思ったよりちゃんとした食事でびっくり。ちょうどいい休憩タイムとなった。ここだけでなく他にも食べ物がメニューになっているお店が何軒かあった。飲むばかりでなく食事ができるのもこのドリンクラリーのいいところか?


残りはあと2軒。9時30分の残り時間まではまだ余裕がある。次のBブロックでは、中国人ママのいるスナック「夜来香」。飲み物は中国らしく紹興酒にした。上海出身というママと、数少ない僕の中国旅行をネタにして話した。1杯飲んだらそれでおしまい。次の店に行くから、と言って切り上げられるのもドリンクラリーのいいところか?


そして最後の1軒は、Aブロックで最初から指定されていた「凛 RIN」。マップにはハロウィンパーティー開催中、とあって、どんなお店かわからなかったけどこのお店もスナックだった。広めのお店には女の子が6人くらいいたが、全員ちょっとした仮装をしていた。ここではハイボールを飲んだ。


これで6軒回ったので受付地点に戻って完走のはんこを押してもらうと、くじ引きができて10等の毛玉取りが当たった。


アイザックビルには今日で現在の場所での営業を終わりにするBAR「ラスティネイル」があるので、そのまま中に入り、挨拶代わりにジントニックを頼んだ。来月からは別の場所に移転するそうだ。新しいお店にもまた行ってみよう。


ここ3週間ばかり、しばらく禁酒していたのだけど、今日は気にしないで飲もうと思い、次はいつものアイリッシュパブ「ドヨーズ」でいつものキルケニー。


そして最後に梅酒バー「プラムツリー」で八海山梅酒を飲んで、延長戦を含むドリンクラリーを終わりにした。


初めて参加したドリンクラリーだったけど、気になるお店にも入れたし、初めてのお店にも入れて楽しかった。入れなかったお店も、お店の紹介文を読んで入ってみようという気になったので、参加してみて良かったと思う。また来年も参加しよう。

これが参加店のマップと、メニューの紹介文。