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災害ボランティア活動の準備

4月になって地震の影響が残ってはいたものの、以前と同じように会社の業務も再開したり、花見もしたりと、多少落ち着いてきた感がしていた。

そんな中、間もなくゴールデンウィークになろうかという時に会社の社内SNSで、福島県いわき市にボランティア活動に行ってきた人の話を目にした。
いわき市茨城県と県境を挟んだお隣の市だけど、沿岸部では津波の被害を受け、まだまだ大変な状況だということが書かれていた。そして、ボランティアに行くばかりでなく、ただ単に被災地の現場を実際に目にすることだけでも何か感じることがあるはずだから、とも書かれていた。

いわき市福島県だけど、ひたちなか市とは同じ常磐線や国道6号線で結ばれていて縁のある街だ。それに家からもそう遠くない。会社では震災の影響でゴールデンウィークが無くなってしまったけど、土日と5月3日だけは休みとなる。いろいろいわき市について情報収集してみると、すぐにでもボランティア活動に行ってみたくなった。

そこでまずインターネットでボランティアに関する情報収集を行った。

いわき市では市内の3カ所でボランティアを募集していた。県外のボランティアの募集を行っていないところも多いという話も聞いていたが、いわき市の3カ所の中で市外在住者でも受付るとはっきり記載してあった勿来(なこそ)地区にターゲットを決めて、具体的な準備を進めた。

まずはボランティア保険
3月のひたちなか市での給水ボランティア活動の時は、保険の存在も知らずに参加していたので、その時の窓口となった市役所に改めて電話で確認してみると、給水活動のときにボランティア保険に登録してくれていたが、保険は年度末で期限が切れているので、4月からの活動は改めて保険の加入が必要とのことだった。
そして、保険については社会福祉協議会社協)が取り扱っているとのことで、社協を紹介された。

当初はこんなことも知らずにボランティア活動を行っていたのだった。

今度は社協に電話をすると、ボランティア保険には基本タイプと天災タイプがあり、今回は天災プランに入ることになる。そしてどちらのプランにも補償金額の違いによりAタイプとBタイプの2種類がある。掛け金が安い方のAプランは、掛け金に相当する額が県から補助が出るため、個人負担は0円。Bプランの場合もAプランとの差額のみを個人負担するだけ。ちなみに天災Aプランは掛け金が490円。Bプランは720円で、個人負担は差額の230円となる。初めての災害ボランティア活動でどんなことになるかわからないし、ここでケチっても仕方ないと思い、Bプランに入ることにした。

その電話をしたのが東京に出張に行っていた4月28日。本当は社協に行って手続きをする必要があるのだが、週末には活動をしたいと思っていることを相談すると、あとで郵送してもらえることになった。

ところが、出張が早く終わったので、その日のうちに社協に行って保険の加入手続きを済ませ、そのままホームセンターに行き、装備品を購入してきた。

この時に購入したものは以下のとおり。

・ヘルメット
・ゴーグル
・防塵マスク
・ゴム手袋
・軍手
・長靴


後でわかったことだが、ボランティア保険は活動する現地でも加入することは可能。ただし、その場合県負担分が被災地の県が負担することになってしまう。被災して大変なときに県外から余計な負担を増やすことになってしまうので、現地に行く前に地元で加入を済ませるのがベスト。

それから、装備品について、ゴーグルは当初はメガネのように耳に掛けるタイプを購入したけど、外しているときにいつの間にか無くしてしまったので、後でゴムバンド付きのものを購入した。

また、長靴は釘などを誤って踏んでも刺さらないように、踏み抜き防止の薄い金属板が入ったインソール(中敷)を追加購入した。