福島飲み歩き

スコップ団に参加するのに土曜日を移動日にして福島に泊まった。

東北道安達太良SAから見た安達太良山


福島市は街の中がイルミネーションで飾られ、光の汽車が走っていた。


前日にホームセンターで購入したエアカウンターでホテルの前の空間放射線量を測定してみたところ、0.45μSv/hだった。出発前に試しに自分の家の中で測定してみたところ0.09μSv/hだった。やはり福島は値が高いことを実感する。


福島市内は前日に降った雪が残り、空気が冷たかったので、居酒屋に入るなり熱燗と湯豆腐を頼んだ。
入ったのは「藤むら」。福島の酒を出す店、ということでホテルにあった居酒屋マップに載っていたお店。


酒は大七大七といえば、電車の窓から「酒は大七」という看板広告が見えたのを思い出す。

続けてはたはた焼きを食べる。


カウンターで一人で飲んでいると、常連さんが店の主人と話しているのが聞こえてくる。話題と言えば放射線だったり沿岸部の津波被害だったりするのが福島の現実。「冷温停止」という言葉が東京の方から出てきたが、何の寝言を言っているのだろうか?福島で何日か過ごしてもらいたいと思う。

2杯目の酒は末廣だったが、カウンターのお隣さんから話しかけられて、どちらから?福島には仕事ですか?と聞かれるので、茨城から福島や宮城にお手伝いに来ました、と答えたところ、よく来たね、ということで熱燗を一本、おつまみにぎんなんをごちそうになってしまった。こちらこそありがとうございました。


さて次のお店は、2週間前に仲間と福島に来た時に入った「味乃桃の井」に今度は一人で入る。


ここでも熱燗。こちらでは奈良萬を飲んだ。
あさりの酒蒸しとにんにく焼きを食べる。


トイレに入るとこんなポスターが貼ってあった。ほんとかいな、とちょっと怪しく感じるが、まあ酒が飲めればどっちでもいいや。


外は相変わらず寒いが、ここらで口直しにバーに入りたくなった。
桃の井に置いてあったバー案内のチラシから、「The Library」というお店に行ってみた。

ここではジントニックを飲む。

そして2杯目はウィスキー。大好きなThe Glenlivetだ。


最後にもう一件、「木馬館」というバーに入った。先ほどのThe Libraryのマスターが修行した店というので、本家にも興味を持ったのだ。

飲んだのはホワイトレディ


居酒屋巡りの本をたくさん書いている太田和彦が好んで飲むカクテルを初めて飲んでみたが、結構アルコール度数が高いものだった。
これで福島飲み歩きを終わりにした。


がんばろう!ふくしま