仙台市若林区

スコップ団を通して知り合った、仙台市の海岸部、若林区にあるOさんの実家跡地でバーベキューが行われるというので、日帰りで仙台に行ってきた。

Oさんの実家は津波の被害に遭われて、今は更地になっていた。今年の冬に新築工事を始めて、来年春には再び住まれるとのことなのでその景気付けに、そして居住可能区域ではあるものの周りで戻ってくる人は震災前の半分くらいなので、活気のあるイベントをしたい、という復興の意味も込めてバーベキューを行うということだった。

仙台駅からバスに乗り、会場近くのバス停で降りた場所ではちょうど地元のボランティア団体が長靴にスコップを手にして活動をしていた。この地区では復興のための活動が今も行われているのだ。そんな地域に遊びに行くことに若干後ろめたい気持ちになりながらも、訪れることが支援になると思い、そして3月に仙台の泉ケ岳で花火をあげたとき以来のスコップ団の仲間との再会を楽しみに会場に向かった。

途中参加、途中退席などあって何人が参加したのかわからなくなったけど、バーベキューはもちろん、生ビール、スイカ割り、人参早食いなど、楽しい一日だった。

帰りの時間の関係で最後まではいられなかったけど、縁あって知り合ったあの場所がこれからも笑顔で溢れることを祈らずにはいられない。

このOさんのことは、こちらに詳しい紹介が載っているのでどうぞご覧下さい。



仙台市若林区の様子。遠くの松林の向こう側が太平洋。平地だからここまでまっすぐに津波が来たのだろう。



Oさんの実家跡地。仲間がいるって本当に力になる。