福島

今日は翌日の南相馬市行きに備えて福島市泊まり。
昼間は仕事だったので夕方に移動して、ホテルにチェックインした後19時ごろから飲み歩き開始です。

1軒目は「屋台や十八番」。前から気になっていた店だったけどいつも満席でなかなか入れなかった店です。今日はカウンターに空席があり初めて入ることができました。
最初に飲むのは生ビール。突き出しに出てきたのが飯坂温泉のラヂウム玉子だったのがご当地メニューでうれしいです。
カツオ刺しと冷や奴で生ビールを2杯飲みます。カツオ刺しは銚子沖のもの。小名浜のカツオが食べたいです。
このお店には福島の地酒がたくさんあり、適度に賑やかでいい感じのお店。きっと地元でも愛されているのでしょう。今日はビールだけど、また次に来てみようと思います。




2軒目は「藤むら」。今月初めにも来たお店です。この店では日本酒を飲みます。全国の銘酒がありますが、やはり飲むのは福島の酒です。最初は会津田島の国権純米大吟醸です。先週行った南会津地方を思い出しながら飲みました。料理は空豆焼きとししゃも焼き。酒も2杯目に入ります。2杯目は猪苗代の七重郎純米大吟醸袋吊り。猪苗代はゴールデンウィークの福島旅で立ち寄った街でした。ふぐすまのさげは、んまいです。


3軒目はバーに入ります。いつも福島の最後の夜を締める店は「Bar Library」。飲むお酒もだいたい決まっていて、1杯目は口直しのジントニック、2杯目はスコッチウィスキーのグレンリベットという流れです。グレンリベットはいくつも種類がありますが、今日飲んだのは18年ものでした。

さて、今日は実はいつもより早い時間にこの店に来ました。いつも福島に来る度に訪れて馴染みになったこの店のバーテンダーさんが来週で退職されるということでお別れの挨拶をするのが今夜の目的なのでした。
普段はあまり混ぜものは飲まないのですが、最後の記念に今日は何かカクテルを頼んでみました。カクテルのことはよくわからないので、甘いものは苦手、色がつくのであれば好きな色である赤いものを、というリクエストをしたところ、少し考えた後で出てきたのは、生のザクロとライウイスキー、ライムが入っている「ニューヨーク」という名前のカクテルでした。


このバーに初めて入ったのは2011年の12月でした。落ち着いて居心地のよい店で、1ヶ月後くらいに2回目に行ったときに顔を覚えていてくれたのが嬉しくてその後何度も訪れました。いつも楽しい時間をありがとうございました。

来週は別の用事があるので福島市には来ることができません。最後にもう一杯グレンリベットを飲んで、お別れの挨拶をしてホテルに戻りました。福島の夜の空に浮かぶ丸い月がきれいでした。

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