ROCK IN JAPAN 2013


毎年恒例のROCK IN JAPAN2013に、今年は土日の2日間行ってきました。
土曜日は友人と3人での参加です。しかし午前中だけ仕事をしてたので、午後から会場入りしました。例によって自転車で会場のひたち海浜公園に行きました。

最初はとにかくお昼ご飯ということで、本当は地元の人がやっているみなと屋に行きたいのですが、入り口に近く、また最初に見たいステージに近い森のキッチンで梅シラス丼を食べました。飲み物はバドワイザーです。本当はバドワイザーは好きではないのですが、オフィシャルドリンクなので普通のブースではこれしか飲めません。



そして最初に見るステージはSound of ForestでOverground Acoustic Underground "5"。BRAHMANTOSHI-LOWがボーカルとギターのバンドで、TOSHI-LOWは水戸出身だから地元バンドと言ってもいいのかな?今回見たステージはほとんどが名前は知っていて気になっていたけどまだ音を聞いたことがないアーティストばかりでした。どんな音なんだろうと思っていたら名前の通りアコースティックな楽器を使ってSound of Forestのステージ名に相応しい音を出していました。特にスコットランドアイルランド人のMARTINの弾くバイオリン(フィドル?)の音が心地よく、大好きなケルト音楽を聴いているような気分になりました。TOSHI-LOW東日本大震災の時の話しもしてくれました。

演奏終了後に友人と合流し、向かった先はみなと屋。最初に行きつけのアイリッシュパブのオーナーが出しているブースに挨拶に行ったところ、サービスでバドワイザーをもらっちゃいました。しかしその1杯を飲み干した後は、地ビールのしもつまレッドエールと一口あわび、目光唐揚げを食べました。このしもつまビールはこのフェスでしか飲まないけど、バドワイザーの薄さにガマンできない僕には天国のような濃厚な味です。もうみなと屋最高です。

そして今年もマイマスを持参して飲んだのはおなじみ笠間市の磯蔵酒造の稲里樽酒です。自分でマスを持っていくと日本酒が1杯300円、というのはこの会場で一番安く飲める酒なんではないだろうかと思います。ちなみに今回持っていったマスは春に磯蔵酒造で行われた新酒を祝う会で飲んだマスです。

みなと屋でのんびりした後は筋肉少女帯を目指してSound of Forestに向かいます。その前に少し時間があったので森のキッチンの中にあるジャックダニエルのブースに行きました。ブースでジャックダニエルを買った後はお姉さんと記念撮影です。

そして筋肉少女帯のステージです。昔から名前を聞いていたけど、ちゃんと聴いたことはありませんでした。しかしさすがベテランロッカー、観客の盛り上げ方がうまいです。お茶の間の皆さん、とかブラウン管のテレビ、とか僕たちがつい自然に口にしてしまうフレーズを使う大槻ケンジは今年47歳(と話していました)、僕とほとんど同世代です。


本日ラストのステージはレイクステージでcapsule。ここだけは多分唯一実際にCDを持っているアーティストです。前は2009/10のカウントダウンジャパンでステージを見て興味を持ちました。その後CDも買いましたが、ステージを見るのはその時以来です。エレクトロサウンドに合わせてステージが光ります。最後は前の方に行って踊ってました。

グラスステージのBump Of Chickenを見に行った友人とはみなと屋で合流しました。ここで夕食としてほっけ定食を食べました。


その後は阿字ヶ浦海岸近くのキャンプ場に移動し、温泉に入り、遅くまで話し込みました。




翌日曜日、友人たちは車で帰りましたので、僕は一人で残りのフェスを楽しみます。

その前にまずはみなと屋で朝ご飯です。今日のフェスめしは朝限定野菜カレーと、しもつまゴールデンピルスナーからです。

グラスステージの周辺にあるブースを冷やかしていると、ステージでは渋谷陽一がしゃべってました。今日のステージがこれから始まるので、その解説をしているのでした。中学生時代によく聴いた渋谷陽一、最近はほとんど聴かなくなりましたが懐かしいです。

その後始まったステージはあまり興味がないのでみなと屋に戻り、イカ焼きともう一つの地ビール、常陸野ネストビールのホワイトエールです。今日は朝から飲みまくります。

と、ここでTwitterで、来週のサマーソニックに出演するはずだったBeady Eyeの出演キャンセルのニュースを知りました。今回のサマーソニックの目当てのバンドだっただけに、動揺してしまいました。


それはともかく、この日の目当てバンドは午後に集中しているので、午前中はずっとみなと屋で過ごしました。

お昼ご飯もみなと屋のたこ飯を買って、森のキッチンで今日もジャックダニエルでお姉さんと記念撮影。

そして今日最初にちゃんと聴くステージは、パークステージのScott & Rivers。Scottの方はよく分からないけど、Riversの方はWeezerの活動でCDはもちろんライブにも何度か行ったことがあります。でも日本語の歌詞で日本語のMCをするというこのScott & Riversとしての活動を見るのも聴くのも今回が初めてです。どんなステージなのだろうと興味を持っていましたが、日本語オリジナルあり、木村カエラのカバーあり、アニメドラえもんの歌あり、さらにはWeezerの名曲「Buddy Holly」も出ました。

しかし、アメリカ人の二人が日本語で話し、歌う、というのは不思議な感覚です。邦楽と洋楽の境界ってなんだろう、ということを考えてしまいますが、とにかく音楽を演奏し、それを聴くことを楽しむだけ、という音楽の原点を感じたステージでした。


次のステージはグラスステージのグループ魂。こちらは毎日楽しんで見ているNHK連続テレビ小説あまちゃん」の脚本家、暴動こと宮藤官九郎、磯野先生役の港カヲルこと皆川猿時、アイドル評論家ヒビキ一郎役のバイト君こと村杉蝉之助がメンバーです。あまちゃん関連で何かあるかなと期待していましたが、果たしてオープニングがあまちゃんのテーマに乗って港カヲルが北の海女のコスプレで登場しました。もう大喜びです。このバンドは下ネタも多いようで、NHKの朝のドラマでは相当抑えているんだなあと思いました。その後もいわき市出身の港カヲルがいわきの歌、「アンモナイト音頭」を歌うと、その途中にこれもあまちゃんで一躍有名になった「南部ダイバー」を歌い出しました。グループ魂は初めて聴きましたが、演劇人と音楽人が集まっているのでしょうか、ライブが楽しいバンドなんだろうと思いました。


グループ魂のステージが終わる頃に、パークステージに急いで移動しました。次はこれも名前だけ聞いていて興味を持っていたキノコホテルです。到着したときにはすでにステージは始まっていました。噂に聞いていた通り昔のGS風ミリタリールックに身を包んだ女性4人組み。ちょっとレトロなサウンドを響かせ、しかしリズムは激しいです。前にこのフェスで初めて聞いてお気に入りになった50回転ズを思わせる印象です。もっと聴いてみたい、ライブを見てみたいと思うバンドでした。CDを買おうと思います。

最後のステージはグラスステージのPerfumeです。その前に少し時間があるので、みなと屋で酒を補給しようと思ったところ、磯蔵酒造の酒は完売となっていました。残念に思いながらしもつまビールを飲み、ひっそりと行っていたiPhoneの充電サービスで充電待ちの間、お客さんが次々とやってくるのを眺めてました。

毎年思うけど、いろんなアーティストがステージからひたちなかひたちなかと連呼し、お客さんがみなと屋で地元の特産品を味わってる姿を見ると、地元民としては涙が出るほどうれしいです。

そしていよいよ最後のステージです。PerfumeはCDこそ持っていませんが、2011年にここロックインジャパンフェスのグラスステージで見たのが初めてで今回が2回目です。Perfumeがトリというのもなんとなく意外ですが、去年までとはステージの位置関係が変わったグラスステージいっぱいに観客が詰めかけていました。僕も後ろの方で見るのが精一杯です。夜空に光るレーザー光線がとても素敵でした。


今回のフェスは、どんなアーティストが出るかはあまり詳しくチェックしていなくて、直前にタイムスケジュールを決めましたが、前から気になっていたアーティストの音をたくさん聴けて、適度に時間帯もばらけていて、酒も飲めて楽しいフェスでした。また来年も来たいと思います。


その他の写真はfacebookのアルバムで。