あまちゃんを訪ねて岩手北三陸 2日目

あまちゃんを訪ねて岩手北三陸の2日目です。
1日目はこちら

ホテルの部屋でふと気がついたらベッドではなくソファに横になっていました。つい寝落ちしてしまったようです。改めてベッドで寝直して目覚めた後の朝7時、市の防災スピーカーからはあまちゃんのテーマが流れてきました。朝からテンションが上がります。
今日は朝はまず三陸鉄道に乗って堀内駅に往復し、それから小袖海岸に行き、夕方の列車で帰途に着くという予定です。三陸鉄道でうに弁当を買って朝ご飯にしようと久慈駅に行きました。駅の中にそれらしき行列ができていたので後ろに並んでいたら、なんと名物のうに弁当は一日限定20食で今日の分はもう売り切れなんだそうです。残念でした。代わりに売店でパン等を買いました。売店では海女のミサンガも一日限定10個で売られていました。うに弁当も海女のミサンガもちょっとアレンジしてドラマの中に登場します。


今日も当然のことながら朝から「あまちゃん」の放送があるわけで、ドラマの地で放送を見るのも楽しそうですが、三陸鉄道の列車が出発するのが8時5分なので見られません。列車の中で携帯電話のワンセグで見ようかとも思いましたが、やはり走行する車内では電波が途切れがちだったので見るのを諦めました。

列車は8時31分に堀内駅に到着しました。ここで降りることにします。ホームが1面だけの無人駅ですが、ドラマの中ではここが袖が浜駅として何度も登場しました。一番重要なシーンは、このホームでユイちゃんが「アイドルになりたーい!!」と叫んでアキが聞こえないふりをしたシーンです。

ホームからは海が見えて小さな漁港があります。その漁港がドラマでは袖が浜の漁港に見えますが、実際のロケ地は別の場所です。でもどことなく似ているのでドラマの世界では違和感無く繋がっています。先ほどおりだ列車が終着駅で折り返してくるまでの約1時間、この駅の近くを散策しました。

駅に戻り小さな待合室で列車を待っている間、置いてあった旅の駅ノートを読んでみました。特に最近の書き込みはあまちゃんのロケ地を訪ねてくる人が多く、みんなあまちゃん大好きだなーって思います。偶然ロケ隊に遭遇した人もいて、うらやましいです。

さて、久慈駅に戻り、今度は小袖海岸に向かいます。小袖海岸へはバスが通っているのですが、土日は臨時バスがほぼ30分おきに出るのに比べて平日は本数が少ないです。ですからタクシーで向かうことにしました。ドラマでは正宗パパがタクシーで袖が浜に向かうシーンもあるのでタクシーも悪くはありません。運転手さんが最近の久慈の事情を話してくれました。やはり最近は訪問する人が多いそうです。撮影時のエピソードや海岸の名所案内もしてくれたり、震災時の様子を聞かせてくれたりしてくれました。

さあいよいよドラマのメインロケ地、小袖海岸です。ドラマでは袖が浜という地名になっていました。
オープニングにも登場する白い灯台が目に入ります。


海岸には観光客がいっぱい来ています。地元の海女クラブの人たちが絣半纏姿で接客しています。

まずは堤防の先の白い灯台に行きます。本当は堤防や灯台のところは立ち入り禁止のようですが、みんな立ち入りしちゃってます。僕も行ってみて、「STOP」とペンキで書かれたところにある「東京 原宿 表参道」とか「海死ね うに死ね」とかの落書きを見てきました。

堤防から戻り、いろいろ出ている売店を冷やかします。食べ物お土産もの、いろいろあります。
朝食べられなかったうに丼もありましたので、ここで生うに丼と、まめぶ汁を食べることにしました。まめぶ汁を売っているのは高校生のかわいい海女ちゃんでした。

まめぶ汁は東京のNHKスタジオパーク内のカフェで一度食べたことがありますが、醤油ベースのけんちん汁に甘いクルミの入った団子が独特の味を出しています。ドラマの中ではさんざんな言われ方をしていましたが、それほどひどくはないと思います。でも甘いのとしょっぱいのが混じるのは確かに珍しいです。

プレハブ小屋になっているのは小袖海女センターで、ここで素潜り実演見学券を売っています。

今日は素潜り実演もあるようです。ただし時間が合わなくて見ることはできませんでした。海女センターは本当は立派な建物だったそうですが、東日本大震災津波で被害を受けてなくなってしまったそうです。ここにロケ時の写真の他に被災時の写真も展示されていました。他に、ロケに使われた看板類なども置いてありました。

売店にも海女ちゃん姿のかわいい女の子がいたので、つい「じぇ!」のバッジを買ってしまいました。


それから、付近の散策です。

漁港近くの建物は、漁協そして海女カフェに改装されたという設定の建物です。

急な坂の上に上って行くと、監視小屋があります。


監視小屋の近くには、天野家の近くにあると言う設定の昭和8年の津波の記念碑があります。


こんな家もあって、まるで夏ばっぱが住んでいるような感じでした。実際は逆に、この様な家が天野家のモデルになったのでしょう。

小袖地区は本当に小さな集落なんですが、ドラマのメインロケ地になったということでテレビの中で見たことのある風景がいっぱい出てきて、楽しかったです。

もっといたいところですが、久慈の街中にも行きたいところがあるのでお昼過ぎには戻ることにしました。戻るのにはバスにしようかと思っていたのですが、そのとき漁港に遊覧船が入ってくるのが目に入りました。実はこの小袖地区には船でも来ることができたのですが、休日だけかと思っていました。船で行くと街に戻るのにどのくらい時間がかかるか分からないところはありましたが、せっかくなのでこの遊覧船で戻ることにしました。海から見る小袖もなかなかでした。


船で戻って着いたところは、玉の脇港という、久慈の街まで少し距離があるところでした。一応バスはあるのですが本数が少ないので仕方なく歩いていくことにしました。

街なかに戻り行ったのは道の駅くじやませ土風館です。ここは実は去年の3月に宮古を中心としたスタディーツアーの途中に立ち寄ったところでした。その時の印象はあまりなかったのですが、まさかドラマを見てそのロケ地巡りで再び来るとは思っていませんでした。

ドラマの中では袖が浜にできた海女カフェでしたが、実際の世界ではこの道の駅に期間限定で女子高校生が運営してるあまりんカフェがあるのです。ここで海女スコーンとサイダーで一息つきました。

やませ土風館には、ユイちゃんが載ってたような秋祭りの山車があります。

やませ土風館に貼ってあったあまちゃんのポスター。久慈の街の中にはいたるところに貼ってあったのですが、実はこのポスターは2種類あるのです。アキちゃんが口を開けているのが全国版で、口を閉じ気味なのは岩手限定のポスターなんだそうです。

これは全国版。

こっちは岩手限定版。


それから巽山公園を通り抜けて、昨日行けなかった喫茶店「モカ」に行きました。

今日は開いていました。よかった。カウンターに座り、何かを注文しようと考えました。ドラマの中でグレたユイちゃんが春子ママに一喝されたあと慰めるために出された「あばずれの食べ物」ナポリタンも気になるけど、渡辺えりさんがお気に入りでキョンキョンも食べたたまごサンドを注文しました。飲み物をセットでつけることができたのでアイスティーも飲みました。

しかし先ほど玉の脇港から歩いてきた喉の渇きがおさまらないので、まだ明るいけど生ビールを頼んじゃいました。

そして少し手の空いたご主人夫婦とお話をさせてもらいました。この喫茶店はロケ中にキョンキョンが通ったそうで、その後に放送された「鶴瓶の家族に乾杯」でも取り上げられたので気になっていたのです。ご主人は話し好きで、いろいろ撮影時の話を聞くのが楽しいです。奥さんは「じぇ」のバッジをつけててかわいいです。とても居心地がいいので、瓶ビールも飲んでしまいましょう。モカの店内の壁には出演者のサインが一杯あります。テーブル式のテレビゲームもあって、まさに喫茶「リアス」の世界です。

帰りの列車の時間までこの「モカ」で過ごしました。帰りにちょっとだけ駅前にある小さな水族館「もぐらんぴあ」に立ち寄り、泊まったホテルの1階にある酒屋さんでお土産のあまちゃんラベルの地酒を買い、16時50分発の八戸線の列車で帰りました。

1泊2日の短い旅でしたが、あまちゃんの世界を満喫したとても楽しい旅でした。また来たいなあ。


そのほかの写真はfacebookのアルバムに載せていますので、併せてご覧下さい。


この旅ではこちらのブログをロケ地訪問の参考にさせてもらいました。
http://kuji-kankou.com

それから久慈市の観光物産協会にもロケ地マップがあります。
http://nhkamachan.blog.fc2.com