ブラフマン

水戸出身のTOSHI-LOWがボーカルを務めるロックバンド、ブラフマンのドキュメンタリー映画をシネプレックス水戸で見てきました。
ブラフマンというバンドはほんの数年前までは知らなかったし、名前を知ってからも曲としては自分の好みとは違っているのですが、震災以降のTOSHI-LOWの活動に興味を持ち、もっと彼らのことを知りたいと思っていました。
 
そんな中で公開されたこの映画は、メンバーがそれぞれ一人ずつ、監督である箭内道彦の問いかけに答える形で語るシーンがほとんどでした。他にもメンバーのパートナーのインタビューやTOSHI-LOWの日常などが撮影されていました。
 
面白かったのは、メンバーがTOSHI-LOWのエピソードを語る時、客席からクスクスっと笑い声が聞こえたことでした。きっと水戸にいた当時から相当なやんちゃをしていたのだと思います。もしかして水戸時代のTOSHI-LOWを知る人が見に来ているのかなとも思ってしまいました。
 
他に印象に残るのは水戸で撮影されたシーンでした。TOSHI-LOWの実家の両親、後に自ら命を絶ってしまった初期メンバーの残された弟やその両親が語るTOSHI-LOWのこと。これもある意味水戸のご当地映画でした。
 
後半は新曲を作ってレコーディングするシーンが中心でした。ブラフマンの曲作りは一人のメンバーが曲を作って他のメンバーに指示して演奏するのではなく、スタジオで4人で話し合いながら曲を作っていくやり方です。だから一曲を作るのに時間がかかり、アルバムも寡作なのだそうです。最初のメロディーのアイディアを出していくところからサウンドを積み重ね、そして歌詞を作り歌を録音する、そんな過程を見せてくれました。
 
約2時間のこの映画だけではまだまだブラフマンのことはわかりませんでしたので、これからもっと曲を聴いてみたいと思いました。
 
映画が終わると、ロビーでは映画の中に出てきた曲のCDが売られていたので買ってみました。
 
映画「ブラフマン

brahman-movie.jp

 

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