去年に引き続き、福島市の街なか広場で開催される「フェスティバルFUKUSHIMA!2015 納涼！盆踊り」に参加してきました。今年の夏休みは８日から１６日までの９日間だったのですが、体調が悪かったこともあってひたちなかと水戸に出かけたきりで遠出はしなかったのですが、今日だけは福島まで出かけてきました。
去年は前日に南相馬に行ってから福島に２泊したのですが、今回は盆踊りの当日のみ福島泊です。その分、移動は常磐道を富岡ICで降りて、６号線で南相馬まで行き、そこから飯舘村を経由して福島に行くルートにしました。
福島には午後２時前に着きました。お昼ご飯を食べたあと、街なか広場に近いホテルにチェックインしました。街なか広場ではもうすぐ始まる盆踊りに向けてリハーサルが行われていました。
そして午後３時からイベントがスタートです。最初は山木屋太鼓、次に珍しいキノコ舞踏団のダンスパフォーマンス、そして「もしもピアノが弾けたなら」縛りの！のど自慢大会と続きました。
こののど自慢大会は、出場者が歌うのは全て「もしもピアノが弾けたなら」なので、観客も何度も同じ歌を聴かされるのがバカバカしくて面白かったです。これは毎年秋に福島で行われるクダラナ庄助祭り関連企画ということのようです。こちらのイベントも気になります。
オーケストラFUKUSHIMA!とテニスコーツのステージが続いていよいよ５時から盆踊り大会です。演奏するのは最初は長見順さん率いるプロジェクトFUKUSHIMA!盆バンド。長見順さんは福島在住のブルースギタリストです。盆踊りにブルースギターの組み合わせがとてもかっこいいのです。
盆踊りの歌は去年と同じでしたが、振り付けはほとんど忘れていました。今年も珍しいキノコ舞踏団の方達が踊りの見本を見せてくれるので、それに合わせて踊ります。それでなんとなく思い出してきました。
会場は今年ものぼり旗がはためいていました。今日はお昼頃にざっと雨が降ったみたいで地面に敷いた大風呂敷は濡れていましたが、今の時間はよく晴れています。
今年僕が申し込んだのぼり旗はステージ下に貼られていました。
今年は会場にバーコーナーみたいなのができていたので、せっかくなのでここでカクテルも飲んでみました。
演奏は次に大友良英スペシャルビッグバンドに変わりました。こちらはあまちゃんの音楽を演奏したメンバーで、盆踊りの演奏の前にあまちゃんのテーマをオリジナルバージョンで演奏してくれました。今ちょうどNHK BSであまちゃんの再放送を見ているので、また生演奏を見ることができて感激です。
途中でビールを飲みながら再び盆踊りを続けました。あとはもうひたすら演奏に合わせて踊るだけです。
中央の高い櫓には今年もSachikoMさんや相馬盆歌の遠藤知絵さんなどが上がって歌っていました。
盆踊りは夜８時まで続きました。なんだかあっという間に終わってしまった感じです。もっと続けていたかった。
終わったあと、今年も遠藤知絵さんと一緒に写真を撮ってもらいました。
会場では大友さんのCDも売られていたので、大友さんにサインしてもらおうとCDを買ったのですが、いつのまにか大友さんの姿を見失ってしまいました。
大友さんは、盆踊りの時に今日の打ち上げは屋台村で、と言っていたので屋台村に行ってみたのですがまだ打ち上げには早かったようで来ていませんでした。
仕方なく、いつも行く居酒屋に行って飲もうと思いましたが、行こうとしたお店は今日は休みでした。そこで前に行ったことのある別のお店で飲みました。
それから、再び屋台村に行ってみると、今度はいました。早速大友さんに声をかけて、去年の盆踊りに参加してそのことをJAMJAMラジオにメールしたら一発で取り上げてくれたことなどを話しました。そしてCDにもサインしてもらいました。
屋台村には他にも長見順さんやSachikoMさんなどもいたのですが、周りに人が多すぎて声をかけることはできませんでした。
打ち上げはまだまだ続いているようでしたが、僕はもう１軒、福島に来るたびに行くバー、Libraryに行きたかったので屋台村を出てバーに行きました。去年の９月に来て以来なのでほぼ１年ぶりです。ここの女性バーテンダーさんとはfacebookで友達になっているので僕が福島に来ていることは知っていて、もうすぐ僕が来るかな、と噂していたそうです。カウンターに座ってから、茨城のメロンゼリーをお土産に渡しました。
このバーでは果物を使ったカクテルが美味しいので、去年も飲んだ桃のカクテルを頼もうとしましたが、今日は残念ながら終わってしまったそうです。そこでやはり去年も飲んだスイカのカクテルを頼みました。塩味が効いていてまるでスイカを食べているような面白いカクテルです。
それからジントニックも頼みました。ここのジントニックは、ジンもトニックも２種類ずつ使うというこだわりのジントニックなのです。いつも来るたびに飲む酒を作ってもらっているのを見てると、久しぶりに来ても変わらず迎えてもらっているような気がして嬉しくなりました。実際、夏風邪気味で咳が出て大変、ということを話したら、喉に効きそうな薬草酒みたいなお酒をサービスで頂いたりもしました。先に来ていたお客さんも帰り、最後はマスターとバーテンダーがお疲れ様のビールを飲むところまでいて、結局閉店時間までこのバーで過ごしました。たまにしか行けないのにこんなに温かく迎えてくれて、居心地の良い場所があることは幸せです。
