2泊3日の旅行の最終日は朝のうちに別行動になるメンバー1名を見送った後で橿原市に行きました。橿原神宮前駅のコインロッカーに荷物を預けて橿原神宮にいきます。この神社は初代天皇である神武天皇を祀った神社ですが、明治時代に作られており歴史はそれほど古くありません。この辺りに明治時代の天皇制に関する少々怪しい匂いを感じます。
この天皇陵と関係ある施設が近くにある、とのことで行ってみたのが「おおくぼまちづくり館」です。大正時代に神武天皇陵を拡張することにともない、もともと住んでいた地区の住民たちの家を移転したことがあったそうです。その地区はいわゆる被差別部落であり、移転の理由の一つに天皇陵を見下ろす場所に住んでいるから、という項目もあったそうです。そのことを伝える施設としてこのまちづくり館がありました。関西には天皇陵などの歴史とともにこう言った影の歴史もあるようです。
この3日間の写真はfacebookのアルバムに載せています。