いわき中心部で開かれているアートフェスティバル「玄玄天」に行ってきました。
以前も行こうと思っていたのですが都合がつかなかったので行けずじまい。今回初めて行くことができました。
会場はいわき駅付近の複合ビルや商店の空きフロア、それに飲食店の店内など街のなかのあちこちで開催されています。
いわき駅の観光案内所にあったマップを入手して、アート散歩をスタートしました。
続いてはもりたか屋。1階が衣料品店ですが、階上は昔の店舗事務所をアートスペースにして何人もの作家の作品がまとまって展示されていました。
ここでお昼の時間帯でもあったのでランチを食べにイタリアンのお店La Stanzaに入りました。実はこのお店の店内にも作品が展示されているのです。このお店ではいわき市内で生産される無農薬の野菜を使ったメニューがあるようです。
店内に展示されていた作品のうち吉田重信さんはそういえば20年くらい前に水戸芸術館で展示があった時に見に行ったことを思い出しました。さらにいわき市の美術館でも展示があったのでいわきまで見に来たことも思い出しました。特に作品名を示すものがなかったのでお店の人に聞いてみたら、フレームに入った写真がそうだと教えてもらいましたが、ちょうど今店内にいますよ、と言われてびっくり。水戸で見たことがあるのですよとお話ししようと思いましたが、グループで来ていて話していたようだったので声をかけるのをためらってしまいました。
食事の後は再び街の中を散歩しながら作品鑑賞です。
その他の作品は建物の外側だったりお店の外に展示されていました。時計店のビルの上に展示されていたのは視力検査でおなじみのあの「C」マークでした。
実はこの他の場所にも展示されているとのこと。マップをヒントに探してみると、なんともりたか屋の店内だったり、自動販売機の間の扉だったり、さらには駅前のホテルの屋上に大きく掲げられていたり。わかる人だけがわかる、思わずニヤリとしてしまう展示でした。
だいたいの展示は見て回ったのですが、期間限定だったり、居酒屋の店内での展示(?)というか料理のメニューが作品というものもあったりして、今日は見ることができないものもありました。玄玄天は今週の金曜日で終わってしまうので、もう見ることができません。もしまた来年開催したら今度はもう少しスケジュールに余裕を持って見にきたいと思いました。