「3.11以後の建築」

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水戸芸術館での現代美術の展示。興味深いタイトルではあったけど、今回の展示はキュレーターが水戸芸術館学芸員ではなくゲストキュレーターだったせいか、展示のスタイルがいつもと雰囲気が違うように思えました。
建築は工学ではなく芸術の要素も入っている、というのは学生時代の建築学科の教授の言葉でしたが、そうは言っても感覚だけではできないのが建築。細かい説明が多く、理解するにはこちらの素養が不足していると思いました。
展示物の一つに、公共的な建物を作るときのプロセスを解説したものがありましたが、今水戸でも震災で被害を受けた市民会館の建替に関して市民の意見を集約するワークショップなどを開催しているところ。設計段階で市民の声を聞かないと、できてから不満の声が上がってしまいます。新しいものができるのはいつでもワクワクするもの。いいものができるといいですね。

 

3.11以後の建築
2015年11月7日[土]から2016年1月31日[日]まで