読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「十二夜/わたくし、マルヴォーリオは―」、水戸飲み歩き

芸術


水戸芸術館で演劇。当初は行けるかどうか分からなかったので前売りは買えず、当日券で入場でした。そのせいで、いつもは1階席で観ることが多いですが、今日は久しぶりに2階席になりました。

今回の劇はシェイクスピアの「十二夜」。前に映画で観たことがあるのかな?あまり詳しいストーリーは憶えていませんが、船が難破して生き別れた兄妹がお互い生きているとは知らずにいて、妹の方が男装して公爵に仕え、その公爵が伯爵家の女主人に求婚する使者として女主人のところに行くというところから始まる騒動を描いたコメディーです。

ところが今回の演出で面白いのは、男の俳優が妹役を演じ、しかも劇中では男装する役なのです。他にも、男装した妹が仕える公爵(男性)を女優が演じ、男装した妹を好きになる伯爵家の女主人も男が演じ、兄の役を女優が演じたりするので観ている方もこんがらがってしまいます。

席の違いで言えば、いつも観る1階席だと、役者さんの表情に注目することが多いのですが、2階席だと表情は見辛い代わりに、上から見ることで体の動きがわかりやすいということがありました。ステージをいっぱいに使って踊るように動くシーンだったり、男性が演じる男装した妹役は、足を内側に向け閉じ気味に立ち、女性が演じる兄役は逆に足を広げて立つという違いもよくわかりました。同じ劇も1階で観るのと2階で観るのと2回観たくなりました。

今回は本編とも言える「十二夜」に続いて、伯爵家の執事を演じた近藤芳正さんの一人芝居「わたくし、マルヴォーリオは−」がありました。劇中で他の人にキチガイ呼ばわりされひとりだけ寂しく舞台を去った役でしたが、その執事が観客に自分と周りの人とどちらが気が狂っているかを問うというストーリーですが、客席に降りてきて観客に指示をしたり協力してもらったりして演じ切りました。大勢の出演者で作る劇も面白いですが、一人でも魅せる芝居ができる役者さんも素晴らしいです。

そういえば今回の舞台はセットらしいセットがなく、5枚のカーテンだけで場面を切り替えていたのも驚きでした。

途中2度の休憩を挟みましたが、約3時間半の上演時間があっという間に過ぎてしまいました。

水戸芸術館で観る演劇のいいところは、幕が上がった後演じた役者さんがロビーにいてお話ができることです。今回も直接感想を伝えることができました。一人芝居で観客をいじった近藤芳正さんが出口の一番最初のところに立っていたのも感激でした。僕も握手してもらいました。

水戸芸術館 十二夜/わたくし、マルヴォーリオは―
http://arttowermito.or.jp/theatre/theatre02.html?id=659



さて、演劇の後は久しぶりに水戸の街で飲むことにしました。
まずは大工町に1月にオープンしたばかりの「みと楽横丁」。

国道に面したビルの1階に9店舗が入った「横丁」です。どのお店に入るか迷いましたが、入り口に一番近い「炭火焼ろばた屋」に入りました。椅子がビールケースに座布団を敷いたものという路地裏の屋台を思わせるお店です。


まずは生ビール。それと焼き物で目光の一夜干しを頼もうとしましたがこちらは品切れということで、ししゃもとジャガバターを頼みました。生ビールはあっという間になくなってしまったので、おかわりは瓶ビールにしてチビチビと飲みました。まだ開店したばかりでお店の方もバタバタしている感じでした。
そこで同じ横丁の別の店にも入ってみたくなり、お隣の「おでんもつ煮 煮丁」に入ります。こちらでは水戸の地酒「一品」の熱燗とおでんを2、3種類頼みました。

先ほどのお店ではお酒は「副将軍」がありましたが、どのお店でも日本酒は地酒が置いてあるようでした。

他にも気になるお店がありましたが、また次の機会の楽しみとして、次のお店に移動しました。
泉町の「心まい」です。

水戸出身の某ミュージシャンが水戸でライブをやった後に打ち上げでよく使うらしいお店で、前から気になっていたのですが、今回初めて来ました。表通りのビルの間を通り抜けたところにある民家を改造したお店でした。ここで飲むのは笠間の「稲里」です。

それとイカとタコの料理を一品ずつ食べました。雰囲気も良くまた来たいお店が増えました。

そして最後は水戸でよく行くお店。同じく泉町の「Shamrock」です。

水戸にはなかなか飲みに行く機会がないので、今年になって初めてでした。ギネス、竹鶴、ジントニックなどを飲みながら、店主や他のお客さんと話をして帰りました。