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田村市復興応援隊ボランティア作戦1日目

福島県田村市都路地区で活動する田村市復興応援隊が5月3、4日に行ったボランティア作戦に参加してきました。


田村市都路地区は約1年前に原発事故の避難指示解除準備区域の避難指示が解除された頃に一度行ったことがありました。その時は仮設商店に立ち寄っただけでしたが、今回はその地区で2日間にわたり過ごしてきました。

常磐道富岡ICから県道35号線、国道288号線を経由して集合場所である都路行政局駐車場に行きました。このルートは一応通行はできますが、途中の大熊町では帰還困難区域との境界を通る形でした。

今日の活動には約20人くらいが参加し、3つのグループに分かれましたが、僕はある個人宅の庭の整備のお手伝いをするグループでした。庭といっても携帯の電波の通じにくいような山の中のお宅なので山そのものを庭にしているようでした。10年ほど前に定年してから移住された方で、ご主人が植木、奥様は陶芸を趣味にしているとのことです。震災後は仮設住宅で暮らし、去年の9月ごろに自宅に戻られたそうです。湧き水が流れているところに石垣を積んだり、邪魔になっている木の切り株を切ったりといった力仕事はもちろんですが、作業の合間にご夫婦の話を聞くのも活動の一つとなっているようでした。

都会の集合住宅に慣れている人ならともかく、このような広い土地にのんびりと過ごしていた人たちが狭い仮設住宅で何年も暮らしているのですから、そのストレスたるや想像以上のものでしょう。

夕方で活動を切り上げて今日の宿泊場所に向かいます。今回、宿泊場所として応急仮設住宅を用意してもらっていました。今回この活動に参加しようと思った理由の一つにこの仮設住宅での宿泊がありました。これまでにも各地で仮設住宅を見かけたり、住んでいる方からお話を聞く機会はありましたが、実際に泊まってみるという機会はそうあるものではありません。仮設住宅は同じ田村市でも船引地区にあります。ちなみに田村市平成の大合併でそれまでの滝根町、大越町、都路村、常葉町、船引町が一つになった市で、阿武隈高地の中にある静かなところです。

仮設住宅は、運動公園の中に作られたようでよく見ると周りに野球のスコアボードやベンチなどがありました。

ここに男女別で合計8人が泊まりました。僕が泊まったところは4畳半の部屋が2部屋と、台所、トイレ、ユニットバスがある住宅でした。女性が泊まった方は3部屋あったそうです。しかしここにあるお風呂は使わないで、別の場所にある温泉施設にみんなでお風呂に入りに行き、そのあとは街の中にある居酒屋で懇親会のようなものを開きました。皆他の場所でもいろいろボランティアに参加したことがある人ばかりでしたので、それぞれの話が聞けて有意義な時間を過ごしました。