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青森旅行1日目 青森

3連休を利用して青森に行ってきました。
きっかけは、JR東日本の範囲で利用でき、特急券を別に購入すれば新幹線にも乗れる、三連休乗車券という割安の切符のチラシでした。そういえば一度東北新幹線グランクラスに乗ってみたかったし、津軽鉄道のストーブ列車にも乗ってみたかったのですが、この切符を使えば単純に青森往復するだけで結構安くなるので、行ってみることにしたのです。
ちなみにわかりやすく東京駅から計算するとして、東京ー新青森間の運賃は片道10,150円、往復だと帰りが1割引になりますので19,280円です。それに対して三連休乗車券は13,390円。これだけで往復できるのですからだいぶお得です。ここで浮いた分をグランクラス資金にします。グランクラス料金は指定券込みで16,960円でした。このグランクラス、お値段は少し高いですが、ゆったりしたシートと軽食、飲み物のサービスが付いています。このうち飲み物についてはアルコールを含めて何回でも飲むことができるのです。つまり東京から青森までは居酒屋新幹線3時間飲み放題コースというわけです。

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そんな前置きがあり、当日は一旦自宅最寄り駅から東京駅まで南下します。考えてみれば東京駅から東北上越新幹線に乗るのは初めてかもしれません。そもそも東北新幹線に乗る機会自体が少ないのですが、乗るとしても上野駅から。東京駅から乗るのはいつも東海道新幹線でした。

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それはともかく、グランクラス専任のアテンダントに迎えられて乗車します。さっそく注文したのはウェルカムシャンパンならぬ青森リンゴのシードルです。

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アルコールのメニューは、シードルのほか、ビール、日本酒とワインです。僕はワインは苦手なのでこの後はビールと日本酒をそれぞれ2回ずつ飲みました。ビールはエビスの350ml缶、日本酒は山形の東光でした。

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軽食は和食か洋食か選べますが、和食にしました。

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この軽食、お昼ご飯にするには少ないかもと思って東京駅で別にお弁当を買っておいたのですが、それなりにあったのでお弁当は必要ありませんでした。おかげで青森に着く直前に急いでお弁当を食べる羽目になってしまいました。ほかにおつまみとお茶菓子がついてます。グランクラスは確かに普通の料金より高いですが、その分ゆったりとした気分で旅行できるので、余裕のあるときにはいいものだと思います。気分的にはあっという間に新青森まで着いてしまいました。
 

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新青森から在来線で一駅でいよいよ青森に到着です。青森は雪の中でした。青森では事前に青森出身の友達におすすめの見どころを聞いていましたが、そのうちの一つ、駅近くにある「ねぶたの家ワ・ラッセ」に行きました。ここではねぶた祭りの紹介と展示、それに囃子や踊り(ハネト)体験があるのですが、友達の友達が15時からの実演に出るというのです。ねぶたの歴史を紹介した展示や実際のねぶたの展示を一通り見た後、実演の時間となりました。大きな太鼓から始まり、笛と鐘の音色が聞こえてきて、ねぶた紹介コーナーがありました。そこで簡単なクイズがあり、適当に答えたら偶然当たってしまい、鈴をもらっちゃいました。この鈴はハネトが身につけているもの。ねぶた祭りのときにハネトから落ちて、山車や人に潰されなかった鈴なので、この鈴を拾うと幸運になるというものだそうです。その後ハネトが出てきてラッセーラーと踊ります。踊り方は以外と簡単で、片足ケンケンを2回ずつ繰り返すというものだそうです。今日出てきたのはミスター跳人なのでそれはかっこよく跳ねてましたが、そこまでではなくてもなんとかできそうです。青森ねぶたは約30年前に北海道旅行に行く前に青森に立ち寄って少しだけ見たことがあるはずなのですが、あまり記憶に残っていません。今回は実演という形でしたが、祭り本番でのハネトを見てみたくなりました。実演の後に、ハネトの方に近づいて声をかけたら先に声をかけられました。友達が僕が行くことを伝えていてくれたのです。一緒に記念写真を撮ってもらいました。

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次は青函連絡船八甲田丸を見学しました。青函連絡船には廃止の1年前に乗ったことがありましたが、そのときに乗ったのも確か八甲田丸でした。北海道に行くため、というよりは青函連絡船に乗るために函館に行ったというのが正確なところでしたが、もうすぐ廃止になるということで宿代わりに青森と函館を何往復かするなかで、普通船室のほかに寝台室やグリーン席などにも乗りました。その八甲田丸がこうして青森港に係留展示されているのはうれしいものです。
その頃に撮った写真が出てきたので、同じアングルで撮りたいなと思ったのですが、冬季は甲板には出られないようで船内にあったシンボルマークのところで写真を撮りました。

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こちらが1987年3月に八甲田丸で撮った写真です。

 
日が落ちてきたところでホテルにチェックイン。一休みした後、時間的には居酒屋に行くところですがその前に行きたいところがありました。以前青森に行った友達から聞いていた喫茶店、マロン。一度見たら忘れられない看板と、昔懐かしい雰囲気の漂う落ち着いた店内でした。

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さて、改めて居酒屋巡りに出かけます。
1件目は「ふく郎」。ここは太田和彦さんの本に紹介されていた店です。入り口には「地酒地肴」の文字とエビスビールの恵比寿様が大きく描かれていましたが、店名が見当たらないのでこの店で良かったのかなと若干不安に思いましたが、よく見たらのれんに店名が書いてありました。

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外は寒いですが何はともあれ最初はビールです。それから青森に来たからには青森の酒、田酒をいただきます。

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カウンターには最初は先客が一人いましたが途中で先に帰ってしまいました。奥のお座敷では団体様が宴会のようです。そのため主人は黙々と料理を作っていて、あまり話をする雰囲気ではなく、僕は一人で飲んでいました。そうすると思い出すのは初めて青森に来た時のことです。初めて青森に来たのは約30年前、高校生の夏でした。同級生の親戚が青森市に住んでいるので、その家に泊めてもらいながら同級生と一緒に青森県内を旅行しました。この時行ったのは下北半島の恐山、津軽半島の竜飛岬、五能線などでした。その数年後にも先ほども書いたように北海道旅行の前後に立ち寄るくらいでした。今回はそれ以来の青森です。当時のことを思い出して涙が出そうです。昔は興味なかった居酒屋巡りでじっくりと青森を味わいたいと思います。
 
2杯目の酒は亀吉です。こちらは黒石市の酒です。友達の猫に亀吉という名前の猫がいるのでそれにちなんでみました。

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料理の方はお刺身ちょっと盛りと、「僕はやっぱりニシン好き」という名前のニシン料理3点盛りをいただきました。

 

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この時は不思議な名前なので主人に話しかけてメニューの内容などを聞きましたが、少し酔っていたのでそれがなんだか覚えられませんでした。でもとてもおいしかったです。他にも気になるメニューはありましたが、他にも行きたい店があったのでここでお会計です。
 
2軒目は「鎌蔵(のらくろ)」。

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こちらは吉田類の酒場放浪記で紹介されたお店です。先ほどの店とは違って店主が賑やかな方です。ここでは熱燗が飲みたくなって頼んだのですが酒が秋田の爛漫でしたので、2杯目からはビールにしました。隣の人が注文していたものですが、東北ホップを100%使っている東北限定のサッポロビールでした。

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瓶は店の外に置いてあるようです。外は雪が積もっていますので天然の冷蔵庫になっているのでしょうか?料理の方はホタテの刺身を頂きました。

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隣の人はリンゴ関係者らしく、茨城にも石岡とか神栖の方には行ったことがあるとのことでした。
 
だんだんいい気持ちになってきましたが、もう一軒行ってみましょう。今度は友達に教えてもらった「ひでか」というお店です。

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ここでは店名のついたオリジナル酒「ひでか」を頂きました。

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料理は鱈のじゃっぱ汁と貝焼き。

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どちらも青森の郷土料理です。店員さんが友達の友達、ということで最後に写真を撮ってもらいました。とても美人さんでした。

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とてもお腹いっぱいでしたが、最後にもう一つ青森の味を。イギリストースト、という名のパンです。食パンに砂糖とマーガリンをかけたものですが、ホテルでもらったチラシにも「青森さ来たら、これ食べるべ!!」と紹介されているくらいの地元に親しまれている食べ物だそうです。

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