震災ドキュメンタリー映画上映会&トークカフェ

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福島県双葉町出身で、茨城大学院生の小野田明さんが撮影した震災ドキュメンタリー映画「ある町」の上映会と、関連するトークカフェが茨城大学で開かれましたので観にいってきました。
 
震災後の双葉町を描いた映画としては以前舩橋淳監督が撮った「フタバから遠く離れて」という作品を見たことがありましたが、こちらは双葉町出身の小野田さんが自分にとって故郷ってなんだろう?という気持ちから製作したもので、双葉の自然と町長をはじめとしていろいろな立場の人へのインタビューからなる作品でした。
自身が双葉町出身だからか、声高に主張するようなシーンは少なく、静かに淡々と進む映像が印象に残りました。
 
僕自身は双葉町に縁があるわけではありませんが、自分が住んでいるところに住めなくなったらどうするかと思いながら見ていたし、隣に住んでいる人が困っていたら何か手を貸してあげたいとも思いながら見ていました。
 
 
映画の後は、映画に出てきた人たちが7人、そして小野田さんを含めたトークカフェがあり、映像で見た後に直接生の声を聞く貴重な機会でした。さらに今日の会場には双葉町出身の方も多数いらしていたようで、その人たちの感想なども聞くことができました。
 

www.ibaraki.ac.jp

 

当日の様子がNHKのニュースサイトでも紹介されていました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1075339401.html