帰ってきたキュービッドガールズ、四ツ木「ゑびす」

先日ひたちなか海浜鉄道で演劇を見せてくれたシアターキューブリックは、本拠地である墨田区の商店街で「帰ってきたキュービッドガールズ」という活動を行っています。

先日劇団員の奥山さんがTwitterで「干し芋ロス」と書いていて、僕もシアターキューブリックロスになっていたので、干し芋を持ってキューピッドガールズを観に行けば利害が一致する、と思い、干し芋を買って墨田区に行ってきました。

初めて行く場所でしたが、常磐線を北千住まで行きそこから東武線に乗り換えて曳舟で降ります。駅前広場がない都会の私鉄駅にちょっと戸惑いながら商店街を目指します。

 

スカイツリーが見えるキラキラ橘商店街の一角にシアターキューブリックのアンテナショップがあり、千田さんが店番をしていました。先日は４日間どっぷりとシアターキューブリックの世界に浸っていたので、また会えて嬉しかったです。

 

ステージの時間まで少しあったので商店街をぶらぶらしてました。酒屋さんで缶チューハイを買い、豆腐屋さんで買ったがんもどきをつまみながら午後２時開始のステージを待ちます。

 

ステージがあるのは商店街にある田丸神社の前の広場です。

 

キューピッドガールズは商店街の看板娘、ということになっていますが、実際はシアターキューブリックの俳優さんたちです。今日は女性の人数が奥山さんと市場さんの２人だったので、もう一人男性の榎本さんが助っ人で参加していました。

奥山さんと榎本さんはひたちなかにも来てくれたのでもうすっかりお馴染みです。市場さんは育児休暇中ということで地方には来られなかったのでしょう。今日はお子さんを連れてのステージでした。

 

ステージの方はさすがは劇団員、振り付けありのダンスだったり即興のトトロのモノマネ大会だったりと楽しいものでした。観客参加のゲームコーナーもあり、奥山さんと目があった僕も飛び入りで参加しました。

 

４０分くらいのステージが終わったところで奥山さんに、持ってきた干し芋を差し入れしてきました。持っていったのはひたちなか海浜鉄道スリーナインに出てきたマルヒと大丸屋で買った干し芋でした。

 

そしてその後は俳優さんや観客たちと一緒に商店街の食べ歩きでした。観客の中にはひたちなかでも見たことがある人が何人もいました。みんなシアターキューブリックのファンのようです。僕もこれからもっとシアターキューブリックを観に行きたいと思います。

 

これはおでん屋さんで売られていた「スカイツリー」と名付けられた練り物。

 

帰ってきたキューピッドガールズ

http://qublic.net/sumida/

４時過ぎに解散したあとは、せっかく初めての場所に来たので、近くの居酒屋訪問に行きました。

行ったのは太田和彦「居酒屋味酒覧」に掲載の京成線四ツ木にある「ゑびす」です。ところが本に掲載の地図の場所に行くと更地になっていました。慌てて食べログで調べてみると最近のレビューもあるので閉店したわけではなく近くに移転したようです。ちょっとびっくりしましたが、お店に入ると少しだけ空いていたカウンター席に案内されました。お座敷の方はすべて予約が入っていてカウンターも空きが少なく、やはり人気のあるお店のようです。

瓶ビールとカツオ刺しを頼みました。

それと、写真には撮りませんでしたが、１４日に発生した熊本地震に心を痛めて、何か熊本のものがないかとメニューを探しましたが見当たらなかったので、近くの鹿児島産のそら豆を食べました。

今すぐに何ができるわけでもありませんが、熊本は昔学生の頃に九州旅行中の夜行列車で通過しただけだったので、まともに訪れたことがありません。ボランティアにという意味ではなく、落ち着いたらぜひ熊本に観光に行ってみたいと思います。