Eight Days A Week The Touring Years

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TOHOシネマズひたちなかで、ビートルズのライブ活動を中心としたドキュメント映画を観てきました。
何年か前にビートルズの映像を集めているという話を聞いた記憶がありましたが、それが今年、ロンハワードの監督により劇場作品として公開されたのです。
ビートルズの映像作品はこれまでにもいくつか見たことがありましたが、ライブ活動に絞ったことで演奏するビートルズの姿をじっくりと堪能することができました。
ポール、リンゴのインタビューやジョン、ジョージの過去のインタビュー、実際にライブを見たアーティストや関係者のインタビューもありました。日本からはカメラマンの浅井慎平さんのインタビューが登場しました。
 
初期の頃は演奏もタイトでスピード感があります。特に、ワシントンDCでのライブのリンゴの渾身を込めたドラミングの映像はあまり目にする機会がなかったのでしびれました。
この頃のライブを生で見てみたかったです。
そして何より強く印象に残るのが観客の歓声です。映画を観終わった今でも耳に残っている感じです。
1963年のイギリス、ヨーロッパでのライブから、アメリカに行ってより大きな会場でのライブ。それが1966年になると日本やフィリピン、アメリカでビートルズ排斥運動も起こります。彼ら自身もライブツアー自体に疑問を持つようになり、ついにはコンサートをやめてしまいます。その後はスタジオ活動を簡単に紹介して、1969年のアップルビル屋上での「ライブ」でビートルズ自体が終わりを迎えてしまいました。
ビートルズのことだけでなく、ケネディ暗殺やベトナム戦争、人種差別など社会情勢ともリンクしていたことを示す映像も挟まれます。
 
 
本編の後は1965年8月のニューヨーク シェイスタジアムのライブがありました。本編の方ではいわゆる場内アナウンス用のスピーカーから聞こえるような音も聞こえてきましたが、大規模な会場でのライブなんてなかった当時、本当によくやったと思います。
 
そしてスクリーンにいたリンゴがもうすぐライブのために日本にやってきます。今からワクワクしています。