鹿島神宮

今までろくに神社にお参りにも行っていなかったので、当然初詣にも行ったことがありません。でも年末に日の沈む出雲国出雲大社にお参りに行ったからには、年が明けてからは日が立ち上る国の常陸国一の宮である鹿島神宮に行かなくては、と思いました。
ところが正月早々風邪をひいてしまい昨日までずっと寝込んでしまいました。今朝になって落ち着いてきたので、ようやく鹿島神宮に行ってきました。
 
 
こちらが大鳥居です。前は笠間市稲田産の石の鳥居だったそうですが、東日本大震災で倒壊してしまい、その後境内の杉の木を使用した木製の鳥居になっています。

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鹿島神宮といえばこの赤い楼門が印象的です。こちらは水戸初代藩主徳川頼房により奉納されたものだそうです。

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そしてこちらが拝殿。参道の突き当たりではなく横向きに立っているのですね。方角的には北を向いていて、蝦夷の力を抑えようとしていたのだとか。古代のミステリーで興味深いです。

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奥に見えるのが本殿です。御祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)。拝殿を含めて徳川2代将軍徳川秀忠が寄進したそうです。

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本殿の奥には静粛な神宮の森が広がります。

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途中には「さざれ石」が。君が代にも出てくる石です。

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鹿苑。
鹿といえば奈良公園が有名ですが、その奈良の鹿はこの鹿島神宮の鹿がルーツだとか。でも今ここにいる鹿は、奈良の鹿の子孫らしいです。

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奥宮。
徳川家康が奉納したそうです。

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大鯰の碑。

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要石。
ちょぼっと見えている石が、地面の下ではとてつもなく大きな石だそうです。水戸黄門も試しに7日7晩に渡って掘らせたものの掘り起こすことができなかったとか。地震を起こす鯰の頭を押さえていると伝えられています。

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御手洗。
神職や参拝者の禊の池だそうです。そばの売店で、潮来の愛友酒造の「神の池」というお酒が売られていたので記念に買ってみました。

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参拝後に御朱印をいただきました。本殿と奥宮の2種類ありました。

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最後におみくじを引いたところ、吉と出ました。喜ばしい限りです。

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おみくじは招き猫おみくじ。七色あるうち、ご縁があったのは白色でした。財布に入れて大切にしたいと思います。

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自分の名字にも同じ文字が付いていることもあって、前から親近感は感じていた鹿島神宮でしたが、これからは毎年初詣に行ってみようかと思いました。