毎回聴きに行くわけではないですが、第100回に続いて101回の定期演奏会に行ってきました。
演奏曲目に僕の大好きな「牧神の午後への前奏曲」があったためです。
当初は第2部に水戸芸術館の館長でもある小沢征爾さんの指揮によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番が予定されていたのですが、小澤さんの体調不良によりプログラムが変更になりました。その分チケット料金も変更となりました。でも「牧神の午後への前奏曲」の方は変更なしだったので影響はありません。
でもそのおかげでポスターも2種類作られました。
最初に載せたのが作り直したポスターで、こちらが当初のポスターです。
1曲目では気持ちよくて少し眠気を誘われてしまいましたが、2曲目に演奏されたお目当ての「牧神の午後への前奏曲」はしっかりと聴きました。
以前も水戸室内管弦楽団でこの曲を聴いたことがあったのですが、それは2007年11月の第71回定期演奏会でした。おなじみのフルートの調べから始まり、ハープの音色も加わって、幻想的な雰囲気が感じられました。
水戸室内管弦楽団では、よく指揮者なしの演奏会を行います。今日はステージにも近い席だったので指揮者なしでどうスタートするのかと興味深く見ていましたが、アルゲリッチさんとナカリャコフさんが少し目を合わせたかと思ったら、音合わせするのではなくいきなしそこからスタートしました。
マルタ アルゲリッチさんの演奏は初めて聴きましたが、ちょうどピアノを弾く手元も見える座席位置でしたので、音とピアノさばきをじっくりと堪能しました。終盤にかけての盛り上がりは曲を知らずとも楽しめました。
アンコールでは、本編で演奏した曲の終楽章を再び演奏したので、先ほどの盛り上がりを再度体験することができました。
今日のプログラムはこちら。
【第1部】
指揮:ラデク・バボラーク
ミヨー:フランス組曲 作品248
【第2部】
<変更前>
<変更後>
ピアノ独奏:マルタ・アルゲリッチ
トランペット独奏:セルゲイ・ナカリャコフ