FUJI ROCK FESTIVAL ‘18

今年はフジロックにボブディランが出演するということで、2年ぶりに参加してきました。ボブディランの出演するのが日曜日になったので、月曜日は休みを取りました。
 
朝6時7分の電車に乗り、常磐線上越新幹線を乗り継いで9時44分に越後湯沢駅到着。そこから約一時間バス待ちの列に並びバスに乗ってからさらに約一時間、12時少し前に苗場に着きました。

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今回は事前にリストバンドを受け取っていたので、まずはキャンプサイトでテントを張ります。3日目のせいか、入り口に近いところにも空きエリアもポツポツとありました。前日夜は強風でだいぶテントが飛ばされたような話を聞いていたので、ペグをしっかりと打ちます。でも持っていったペグ打ち用のハンマーがあまり役に立たず、隣の方に借りちゃいました。また、テントを買った時に附属していたペグは今回使ったら曲がってしまったので帰ったら買い換える必要がありました。

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テントを張っていよいよ入場です。

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でもまずは昼食。インドカレーのお店ではベジタリアンカレーがあったのでいただきました。

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今日は会場内でリバプールファンで集まろうと事前に声をかけてもらっていたので集合場所に行きました。前に会ったことにある人や初めましての人もいましたが、リバプールファンでロック好きな人たちですので話しが盛り上がります。
 
皆と別れていよいよライブを観ます。とは言っても、夕方のボブディランまでは特に目当てはありません。奥のステージに向かいながら気になればそのまま聴いてみたりします。
 
 
途中にはどこかで見たことのある顔が。

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ホワイトステージのKacey Musgravesは事前知識なく見ましたが、普段なかなか聴く機会のないカントリーで楽しかったです。

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会場で飲めるビールの種類も豊富でした。

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ジプシーアバロン関取花のステージは緩くてのんびりしながら聴きました。

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そしていよいよボブディラン。グリーンステージのトリかと思ったらそういうわけでもなく、夕暮れ時からの時間帯です。

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これまでに何度かボブディランのライブには行っているので、今日だけいきなり違うやり方にはならないだろうとは思っていましたが、やはりいつものように独自のステージでした。おなじみのスタジオ録音版とはまったく異なるアレンジで、例え知っている曲でも最初は何の曲だかわからないほどです。それでも歌詞は同じなので、ボブディランの本質はあくまでも歌詞にあるのかと思います。それがノーベル文学賞を受賞する所以なのかもしれません。だから、メロディーではなく歌詞を知っていればよりステージを楽しめるのかもしれません。
 
ステージ中央にマイクは用意されていたものの、今日はずっとピアノを弾きながら歌います。途中ではハーモニカも吹きました。でも曲間のMCはなく、ひたすら歌います。
それでも今日は普段よりはわかりやすいセットリストだったような気がします。Highway ‘61とDon’t Think Twice, It’s Alrightは比較的早い段階で曲がわかりましたし、最後は「風に吹かれて」で終わりました。

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拳を上げて一瞬に歌うというようなことはなかったものの、フジロックでボブディランを体験しというのは貴重な経験でした。
 
 
今回の最大の目的を果たしたので食事タイムです。京風うどんと、苗場食堂でのコシヒカリの菜飯。

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すっかり暗くなりましたが、もう一度奥の会場のアンフェアグランドへ。フェス本場のグラストンベリーからやってきたというステージに興味がありましたが、ロックというよりはダンス主体で盛り上がっていました。まあこれも確かにUKの今のシーンです。

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グリーンステージに戻り、大トリのG&G Miller Orchestra。スペシャルゲスト、とあったのでどんなのかと思っていたら、まずはその名の通りグレンミラー風のビッグバンドから始まり、エルヴィスプレスリーのそっくりさんによるステージ、そして加藤登紀子の歌などでした。少し疲れてきたので寝転びながら聴くのもなかなかのものです。

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時間は1時を過ぎましたが、まだまだ苗場の夜は終わりません。場外エリアではサーカスで盛り上がりました。

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今日はリバプールの背番号11、サラーのシャツを着て1日過ごしたのですが、会場を歩いていると「サラー」と声をかけられました。振り向くと、エジプトから来たという人でした。なんだか嬉しくなってハイタッチをしたのですが、記念にということで一緒に写真を撮りました。ただ、そのエジプト人のカメラで撮ってもらっただけで、僕のカメラに撮らなかったのが悔やまれました。このエジプト人に限らず、会場ではいろいろな国籍の人たちを見かけました。特に今年は、アジア圏からの観客が目立ったように思います。