Paul McCartney 31/10/2018 @東京ドーム

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2017年4月以来1年半ぶりのポール来日ライブ。去年日本に来たばかりなので、また来るのか、と思ったのも正直な気持ちですが、今回は当初東京ドームで2回とナゴヤドームで1回だけの日程だったので、せっかく日本に来てくれるのに行かない訳にも行かない、ということで東京ドームでのチケットを購入しました。
 
 
東京初日の席は中央やや後ろの方のアリーナ席。アリーナ席だとトイレに行くづらいので、ライブ前のビールは自粛しました。
 
ドームの入り口で記念撮影してから開演の約1時間ほど前に入場します。
 
まずは自分の席を確認してから会場内をウロウロしていると少し後ろの席に友だちを発見。普段あまり会う機会がないのにライブ会場で会えるのが嬉しいです。
 
開演まではおなじみのDJスタイルでビートルズやポールの曲が、ステージ脇のビッグスクリーンの映像とともに流れます。開演予定は18:30でしたが予定時刻を過ぎてもまだ始まりません。
 
でもBGMの曲のテンポが変わりスクリーンにヘフナーベースが映るといよいよ開演直前。観客からも拍手が起こり、予定より15分ほど遅れてついにポール登場!
 
しばらく声援に応えてからの1曲目は前回の来日ライブと同じHard Day’s Night。今回のツアーはFreshen Upツアーと題されていますが、前回のツアーからそんなに間が空いていないこともあってさほどフレッシュ感はありません。でも2曲目にWingsのHi, Hi, Hiが来たのにはちょっと驚きました。以前はアンコールの時にやるような曲だったからです。
 
また、今回はホーンセクションの3人を連れているのはこれまでのツアーとの大きな違いです。最初の登場曲では客席の間での演奏だったのも新しい演出でした。
 
ただ、おおまかな流れはやはり以前と同じですが、その分聴く方もリラックスして聴くことができます。前はこれが最後の来日ライブかもと思って焦りのようなものも感じていましたが、こう度々来日していると、またこれからも来るんじゃない?ぐらいに思えて余裕を持って聴くことができるようです。
 
そんな中で時折出たばかりのアルバムの曲をやればやはり現役感があるし、何度も演奏する曲もまた聴けて嬉しいし、まあ何だかんだ言っても楽しいのです。
 
中盤で、これから昔のリバプールに戻ろう、と言ってビートルズとして初めてレコーディングしたIn Spite Of All The Dangerから、ビートルズ初期のFrom Me To You、そしてアビーロードでの初めてのレコーディング曲のLove Me Doの流れで急にジーンときました。In Spite Of All The Dangerこそ初めて聴いたのはアンソロジーの頃なのでビートルズについて詳しくなっていましたが、From Me To YouやLove Me Toなんかは初めてビートルズを聴いた中学生の頃に、一生懸命レコードを聴いて歌詞を書き写して覚えた曲です。それが今、本人が目の前のステージで歌っているのを聴いているなんて信じられません。
 
ニューアルバムの中で、日本語で「Ichiban(一番)」を連呼するBack In Brazilという曲があり、日本でやるんだろうと思っていました。そしてポールがその「Ichiban」と言ったので次にやるのかと思ったらそうではなくて、同じくニューアルバムの中の別の曲「Come On To Me」だったのでちょっと肩透かしでした。
 
約2時間のステージはHey Judeが最後の曲。客席にもコーラスを求めるので照明が明るくなったところで周りを見渡すとみんな幸せそうな顔です。
 
一旦ポールとバンドはステージから下がりますが、程なく日本とイギリスの大きな旗を持って再登場。今日はハロウィンの日なので奇妙なお面をつけているのがお茶目でした。
 
ここからはYesterday, Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band(reprise), Helter Skelterと立て続け。この流れだとアンコールは1回で終わりそうです。そしてやはりGolden Slumbers / Carry That Weight / The Endでオールラスト。約2時間半のステージが終了しました。
 
この日のセットリストはこちら。全36曲でした。
 

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