毎年楽しみにしている神保町ブックフェスティバルに行ってきました。
お目当ては本の雑誌社のブース。社員さんにご挨拶してサイン入りの自社本を4冊と、助っ人OBが作ったというコピー版の小冊子「お姉さん三人組が行く!」を購入しました。
自社本はすでに発売していたのですが、サイン本が欲しくてこの日を待っていました。
その後はブラブラと出版社各社のブースを一通り覗いて数冊の本を買ったり、食べ物のブースでご飯を買って食べたりしました。
茨城県からは結城酒造の結ゆいが出店していました。
北海道の国稀酒造は日本最北の酒蔵とのことですが、以前六角精児さんのNHK BSの飲み鉄番組で紹介されていたのを思い出しました。そのことを蔵の方に話して、何種類かのお酒を試飲させてもらいました。中には北海道だけでしか販売されていないというものも。
バーカウンターでは70種類くらいのお酒を飲むことができるのですが、その中に僕の大好きな福島県のにいだしぜんしゅが2種類あったので両方とも飲んでみました。
さて、わざわざ日本橋まで来たのは単に酒を飲みに来たのではなく、太田和彦さんのトークショーがあるからです。20枚限定で整理券が出ると聞きましたが来た時間が遅いので当然すでに無くなっていました。でも整理券がないと聞けないかと思ったらそうではなく、整理券があると椅子に座って聞くことができるというもので、持っていない人は立ち見で聞くことができました。
日本酒のイベントですがテーブルにはエビスビールが置かれて会場内にはちょっとどよめきが起こりました。
そして太田さん登場。確かに太田さんの番組でも最初はビールからスタートすることが多いです。今日は家飲みの作法と言ったテーマで、普段太田さんがどんな風に家で飲んでいるかを紹介してくれました。
曰く、最近は毎日ではなく週に3回程度、仕事場から夜10時ごろに戻り一風呂浴びてから四角い盆を用意してスタートとのこと。そしてビールの3度注ぎの実演です。
それからいよいよ日本酒。当然燗酒です。
ユーモアを交えて最後は質問コーナーもあり、あっという間の30分でした。チャンスがあればサインをもらおうと会場内で売られていた太田さんの本も事前に買いましたが、その機会はなく太田さんは去っていきました。まあ太田さんには以前一度お会いしてサインもいただいたこともあるので今日はお話しを聞くだけで十分満足です。
ただし、お酒の話を聞いたからには改めて飲み行きたくなりました。どこに行こうか考えて、久しぶりに根岸の鍵屋に行きました。
5時半くらいにお店についてみると何人かがお店の外にいました。聞いてみると満席で待っているとのこと。普段は待つことはしないのですが、一人ならすぐに入れるかと思い、待ちました。
結局40分くらい待ってからようやく空席ができました。
日本酒は飲みたいけど最初はビール。待っている間に聞こえた会話から、ビールはキリンかサッポロのようだったので、小瓶を頼むとアサヒだったのでちょっとガッカリ。ちゃんと確かめるべきでした。
それから日本酒。このお店では3種類の銘柄がありますが、その中から菊正宗と大関を飲みました。どちらかと言えば菊正宗の方がおいしく感じました。料理は秋冬のみの湯豆腐があるというので湯豆腐と、うなぎのくりから焼きは品切れで残念。そしてお新香。
ちなみに日本酒のもう一つは桜正宗です。また次の機会に試してみようと思います。