印度古典音楽ライブ

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ロボッツの試合の後は勝田に移動してブリックスホールで印度古典音楽ライブ。勝田駅前の印度料理屋らんがるの主催です。印度音楽はビートルズを通してだったりカレー屋さんのBGMでおなじみですが、生の演奏を聴く機会はそうありません。今回は印度音楽の世界では名を知られたタブラ奏者のu-zhaanさんが登場するということで楽しみにしていました。
 
共演はインドの横笛、バーンスリー奏者のgumiさんです。らんがるのシャンティさんがgumiさんからレッスンを受けていることから実現したライブだそうです。会場の別室ではインド雑貨の販売などもあってちょっとしたインドフェスとなっていました。
 
印度音楽は1曲が長いのが特徴です。第1部では約50分の間で2曲。第2部では同じく約50分でなんと1曲でした。第1部の後にあった質問コーナーで、曲を覚えるには楽譜があるのかそれとも暗譜するのか、という質問がありました。その答えが、印度音楽は即興が基本で、バーンスリーが主に主題を演奏するとそれに対応してタブラを演奏する、時には主従が逆転してタブラがメインになることもある、というものでした。そして最初はゆっくりとしたリズムで、だんだんと早くなってズバーント突き抜けていく感じなのが快感だとも言っていました。
 
なるほどそんな秘密があったとは。それを知った上で第2部の演奏を聴くとなるほど笛と太鼓が呼応して対話しているように聴こえてきました。

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バーンスリーの音色は、ビートルズの主演映画「HELP!」のアメリカ版に収録されていた曲に近いものがありました。
 
ライブの後には出演した2人のCDをそれぞれ購入して、サインと写真を撮ってもらいました。

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