震える岩、特集・本の雑誌1(読了)

風邪をひいてしまったけど、夜勤の出張で東京に行ってきました。
そこで読んだのが、先日購入した「震える岩」です。

震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)

震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)

最初は無関係に思えたいくつかの出来事がだんだんと結びついてくる。そして超能力だとか、賢い少年(少女)が登場してくるところは、宮部さんの現代物ミステリで得意の展開。途中から時代物だということを忘れそうになりました。これなら時代物もいけるかも。


そしてもう1冊持っていった「特集・本の雑誌〈1〉出版業界篇 (角川文庫)」も読み終わりました。

この本は、先月郡山に行った時に、学生時代によく通った古本屋さんで買ってきた文庫本です。「本の雑誌」は椎名誠が編集長の雑誌ですが、隔月刊の最後の頃にその存在を知り、そのファン精神というか反骨精神というか、編集方針が気に入ってそれ以来定期購読して読んでいる雑誌です。いわゆるブックガイドなんですが、忙しいのでなかなかこの雑誌に載ったおすすめの本などを実際に購入することが出来ないのが悲しいです。その「本の雑誌」の過去の特集と裏話などが載っているので、ちょっぴり懐かしく読みました。僕も過去に2度ほど投稿が載ったことがあるのがささやかな自慢です。ジャンルは違うけど「rockin' on」も同じような精神を感じるので、こちらも毎月買っています。