Everton v Liverpool

20 Oct, 2007, Everton, Barclays Premier League, Goodison Park, 12:45
一般的に、プレミアリーグの試合は土曜日の午後3時開始ということになっているが、時々早い時間に開始する場合がある。最近ではテレビ中継の都合というのもあるが、観客が熱くなることが予想される、という場合にも早くなる。なぜかというと、観客は普通試合開始前はパブでビールを飲んでからスタジアムに入る。午後3時の試合開始だとそれまでに何杯も飲んでしまい、余計に熱くなりそうだから、パブが開いて間もない時間に試合を開始してしまおう、という警備上の都合によるものだ。
同じLiverpoolの街にホームを構える2つのチーム同士が対戦するこの日も早い時間のキックオフとなった。

僕はこの日、家でテレビ観戦。本当は東京に行って仲間とパブ観戦したいのだが、昼間何かをしていると早い時間のキックオフの場合試合開始に間に合わない。そこでせめて地元のパブにでも行こうと思っていたのだけど、前日の夜に自転車で転んでしまい、そのせいか頭と耳が痛くなってしまったのでおとなしく自宅観戦となった。

試合の方は前半にオウンゴールで特典を献上してしまいイヤな雰囲気だったが、後半にSteven Gerrardの突進がファールを誘い相手選手は退場、こちらはPKをもらいDirk Kuytが落ち着いて決めて同点に持ち込んだ。このまままたドローかと思いきや、終了間際にPhil Nevilleが何を勘違いしたか自分がゴールキーパーになったと思い込み手を使ってゴールを阻止して、これもまた退場とPKがセットになってついてきて、またもやDirk Kuytが決めて2対1で勝利。Phil Nevilleさまさまである。この人、2006年3月25日のAnfieldでの試合でもゴールの向きを間違えて我々にオウンゴールをくれたので、まったくダービーマッチには欠かせない存在である。