上小川キャンプ

14日から15日にかけて、茨城県の県北、大子に行ってきた。
家からは車で、途中混雑していたので約2時間で、まずは国道118号線沿いの道の駅大子に。大子町の中心部の久慈川沿いにある道の駅で、ここには日帰り温泉施設がついているので、それも目的の一つ。昼抜きで家を出たので、併設の食堂でゆばそばを食べ、お風呂に入り、リンゴ味のソフトクリームを食べる。
この日は大子で花火大会があるそうだけど、もう一つの目的が川べりでキャンプすることだったので、花火は見ないことにする。そしてキャンプで食べるために、地場の野菜を適当に購入。

118号線沿いというか、並行して流れる久慈川沿いにはいくつものキャンプ場がある。道の駅から家の方向に戻るように走り、どこでキャンプしようかと考えたけど、結局上小川キャンプ場にした。このキャンプ場は小学生の頃に子供会のキャンプだとかで来た記憶がある。だからなんとなく安心感があった。とは言っても、前に来たのはだいぶ昔のことだし、一人で来たのは初めてなので、どういう手順でキャンプできるのかと中に入ってみると、管理所があった。ここはロッジや炊事場などがある管理キャンプ場だったのだ。そこで受付をした。車で来て一人でテントを張る、ということで入場料(水道、トイレ、炊事場、休憩所等使用料及び清掃料として)1000円。それにテント1張500円と消費税で、計1575円を支払う。


ところがテントを張ろうと思ったところで雨が。小降りになった頃を見計らって急いでテントとタープを張る。
そうこうするうちに雨もやんできたので、ビールを飲み、散歩をし、ビールを飲み、道の駅で買った野菜をフライパンで焼き、ビールを飲み、ヘッドランプをつけて本を読み、そしてまたビールを飲む。野菜は、ししとう、おくら、アスパラガス、茄子の4種類で、油を引いたフライパンの上でただ単に焼いたのをそのまま食べただけだったけど、これがうまいのなんの。調味料なしでもおいしくてビールも進む。

一応来る途中にスーパーで冷凍のシーフードミックスを買って、ビールの保冷剤代わりにしていたけど、野菜だけでも十分でした。


翌朝は、6時頃に目が覚めたけど、少し頭が痛い。昨日の夜飲み過ぎたか。でも外でそよ風に吹かれて飲むビールはうまかった。朝霧がかかってちょっと肌寒いけど、朝ご飯用の米を研いで水に浸してから少しまどろむ。そのうちに頭の痛みも取れてきて、いつの間にか日も照ってきたので、朝ご飯を作り、食べる。朝の献立は、ご飯に、スーパーで買ったカット野菜を炒めたもの。それに、余ったご飯をお茶漬けにした。

朝ご飯の後は、川に行き、浅瀬で少し水に足を入れる。昨日の雨のせいか水が濁っているのが残念だ。
それから持ってきた自転車で河原をちょっと走る。
テント場に戻り、木陰で読書の続き。日は射してきたけど、川のそばなので風が気持ちよいのだ。

これが今回の装備。キャンプ用具はほとんどが昔バックパッカーのころに揃えたものなので、車で行くキャンプだとちょっと小さめ。でも最近はキャンプにも行ってなかったので、今回は久しぶりの出番だった。やっぱりキャンプはいいなあ。ちなみに写真の後ろに見えるのは、水郡線の線路。鉄橋のすぐそばにキャンプ場があるのだ。ローカル線だからそんなに本数はなく、たまにディーゼルカーが通るとがたんがたんと大きな音を立てるのでびっくりする。


10時過ぎにキャンプ場を撤収。帰途につく。
帰り道に、常陸大宮市(旧山方町)の淡水魚館という、淡水魚を集めた小さな水族館で、オオサンショウウオやら鮎、ヤマメ、イワナなんかを見た。そして近くにある物産館で、鮎の塩焼きを食べる。