京都伏見酒蔵めぐり、月桂冠、黄桜

京都に出張で、伏見にホテルを取った。初日と2日目は夜が遅いので通りを歩いただけだったけど、酒蔵があちこちにあるので、近くを通るとそれだけでお酒の香しい匂いが漂ってくる。20日は昼のうちに仕事が終わったので、ついに伏見の酒蔵巡りをすることができた。21日は日本酒祭りがあるそうで、これにいけたらよかったのだけど、残念ながら20日のうちに家に帰らなくてはいけなかった。
月桂冠の大倉記念館では、酒造りの工程で使う道具が展示してあったり、昔の広告や徳利などが展示してあった。実際に酒造りをしている酒蔵は予約制だそうだけど、団体さんがちょうど見学するところに一緒にどうぞ、と呼びかけられたので中に入れたのはラッキーだった。入場料300円が必要だけど、お土産の180ml入りの清酒をもらえたり、3種類の利き酒コーナーがあったりするので、それだけでも十分元が取れると思う。
次は酒蔵を改造した食事どころ「月の蔵人」で食事をしようと思ったけど順番待ちをしていたのであきらめて黄桜酒造へ。こちらも中にレストランが併設してあるので、ここでお昼ご飯を食べた。お酒は黄桜の飲み比べセット。「あらごし本醸造にごり酒」「吟醸生酒しぼりたて」「樽だし純米樽酒」がそれぞれ60mlずつ。黄桜ではビールも造っていて、ビールにしようかお酒にしようか迷ったけど、京都に来るとどうしても和の気分になるので日本酒にした。でもやっぱりビールも気になるので、ビールの飲み比べセットも注文してしまった。黄桜オリジナルの京都麦酒のセットと、早稲田大学京都大学の共同開発ビールのセットがあって、京都麦酒のセットを頼んだ。黄金色の「ケルシュ」、赤銅色の「アルト」、清酒酵母を使って仕込んだ「蔵のかほり」のセットだった。「蔵のかほり」は日本酒の雰囲気を持つビールなので、京都で飲むビールには相応しいのかも。