那覇 ゆうなんぎい、小桜

沖縄に出張。プライベートも含めて初めての沖縄。今回は那覇にしか行かず、仕事で1泊2日の短期間だけど、それでも初めての沖縄なので、楽しみだった。
家を出るときはスーツを着ていったのだけど、那覇に着いたら気温が高くてスーツが邪魔でしょうがなかった。上野までの特急電車の中は暖房が入っていたのに。
1日目の仕事が終わって向かったのは、太田和彦の「居酒屋味酒覧」に載っている居酒屋の一つ、国際通りから少し入ったところにある沖縄料理のお店「ゆうなんぎい」。

空港で食べた昼ご飯がフーチャンプルー定食だったので、それ以外の沖縄料理、ということで頼んだのが海ぶどう、島らっきょう、それと聞いたことがない名前の魚の刺身。同行者のほうは昼にポーク卵定食で、ここではラフテーなどを食べた。そして飲み物はオリオンビール。ここでは生はなくて瓶ビールだった。オリオンビールは以前飲んだことがあったけど、久しぶりに飲んでみたらとても薄いビールだなあと思った。よくあるアメリカのバドワイザーとかミラーとかの軽いビールと同じ系統か。やはり南国なだけあって軽いのを水のように飲むのが好まれるのかな?
オリオンは一瓶だけにして、次はいよいよ泡盛。僕は焼酎は苦手で、泡盛も一度試したくらいであまり好みではない。でもやっぱり沖縄で酒と言えば泡盛なので、その土地のものを味わおう。
最初は氷を入れずに、水割りで。自分で好きなように割れると言うので、少しずつ試してみたけど、結構行ける。
写真はほとんど食べ終わったときに撮ったので、何も食べ物が写っていない。なにやってるんだか。


店を出てタクシーで一度ホテルにチェックインしたあとは、再びタクシーに乗って二軒目の「居酒屋味酒覧」店の「小桜」へ。なんでも沖縄で一番古い居酒屋とか。竜宮通り社交街という飲屋街にある店で、本に載っていなければなかなか入る勇気がないけど、この本のコンセプトが、一人で入れて明朗会計のお店、ということなので安心して入れる。

ここではオリオンの生ビールがあったので、まずは一杯。やはり生も薄く感じる。続けてお店の人にお勧めの泡盛を聞いて、2種類飲んだ。しかし、何と言う名前の泡盛だったかは忘れてしまった。おつまみはこれもまた沖縄名物のとーふよう。以前食べたことがあるけど、爪楊枝ですくいながら食べる。

いい気分になり、タクシーに乗って三軒目のお店に行く。ここまで僕の好みで店を選んだので、今度は同行者の希望で松山町に向かう。しかしタクシーの運ちゃんと話していると、いつもタクシーに乗せる女の子がいる店を紹介する、というのでそのお店に向かう。そこはビルの中にあるスナックだった。個人的にはスナックは苦手なんだけど、しようがない。ところで、地元のスナックだと黙って出る酒はウイスキーなんだけど、ここで出てきたのはやはり泡盛。さすが沖縄である。女の子の話す言葉も独特の沖縄言葉で、たまにはこういうのもいいか、と思う。何時間いたのかわからないけど、一人5千円を払って店を出る。出るときに店の名刺をもらったら、那覇市久米のキャッツという名前のスナックだった。