中目黒 籐八、ONCE

出張で東京に泊まることになり、中目黒に飲みに行った。中目黒には太田和彦「居酒屋味酒覧」掲載の「籐八」というお店があるので行ってみた。
中目黒は山手線の外側にあるので足を運ぶ機会がほとんどないが、地下鉄で恵比寿から一駅なので、意外と近い。
籐八は大衆居酒屋風。中に入るとほとんど満席に近かったが、ひとりだったのでカウンターの片隅に座ることができた。メニューは壁に貼ってある短冊。ぐるぐると見回して頼んだのは、いかのかき揚げ、まぐろブツ、ネギ味噌豆腐。お酒は最初が生ビール小、そしてちょっと肌寒いので日本酒の熱燗を”小得利”で。本当は湯豆腐でも食べたかったが、これは2人前からだということで断念した。
ひとりで静かに飲んで店を出ることにしたが、会計のときにおかみさんと少し話すことができた。頼んだものを見て、「ここの名物食べてないねえ。また来てね。」と言う。はんぺんやうどんが名物らしい。この一言で、今度また来てみよう、と思わせる店だった。


そして次に向かったのは山手通り沿いの「ONCE」。ここは、前に恵比寿や大崎のFootnikで店長だったHさんが新しく始めた店。Footnikはイギリス風のパブだったけど、ここは南米料理店。でもやっぱりサッカー好きの集まる店にしたいということで店内にはモニターが何台か並んであった。
ここで頼んだのはビールがメキシコのドスエキス アンバーと、食べ物がベジタブルのエンチラーダ。チーズがたっぷりでおいしかった。
このお店の料理スタッフはネパール人なんだそうだ。