ユージンスミス写真展

日立市の日立郷土博物館での「写真家ユージン・スミス─東洋の巨人・日立をとらえた眼─」という展示を見に行く。
ユージンスミスは1961年に日立の依頼で日本に来て、日立の工場や街の風景を撮影している。
同じような展示を何年か前に同じ日立郷土博物館で見た記憶があったが、ずいぶん前のことなので再び見る事ができてよかった。
日立の依頼といっても単なる宣伝写真にならずに、フォトエッセイとして見事な作品となっている。僕の勤める工場にも撮影に来たらしい。
当時は会社の創業50周年記念という位置付けだったようだが、今年は創業100周年ということで、その記念の展示でもある。

展示を見ていたら、中でNHKの取材が入っていた。インタビューまでされてしまったが、ローカルニュース辺りで放送されちゃったのだろうか?

展示の詳細はこちら。12月5日まで。
http://www.city.hitachi.ibaraki.jp/viewer/info.html?idSubTop=7&id=3546

日立市郷土博物館は、かみね公園の中にある。
公園の展望台から日立市の市街地と太平洋を見る。

僕の卒業した高校はこの日立市にある。卒業以来日立に足を踏み入れることは数年に1回程度となってしまったが、その後の変遷を知らない分、思い出だけが記憶の中にとどまっている感じ。

同じく、公園の中には日立市出身の作曲家、吉田正の音楽記念館がある。それほど興味はないが、入場無料ということで入ってみた。