仙台

スコップ団の作業の後は仙台市内に移動。ホテルにチェックイン後、早速飲み歩き開始。ホテルでシャワーを浴びた勢いでTシャツにサンダルで街に出たけど、そんなに寒くはない。いや周りにTシャツ姿はいないから僕だけかもしれないけど。

1軒目は、仙台駅に近いビルの地下にある「東屋」。社内のボランティア先輩のYさんに教えてもらったお店。お店を覗いてみるとカウンターはいっぱいだったけど、相席でよければ、とお座敷を案内される。居酒屋でお座敷の相席はあまり経験が無いけど、せっかくここまできて帰るのもイヤなので相席させてもらう。

まずはビールだ。そして刺身とイカの生姜焼き。生ビールはあっというまに2杯飲んでしまう。このお店では宮城の地酒もたくさん置いてあるようだったけど、1軒目はビールと決めていたのでビールのみで通す。3杯目は瓶ビールにした。瓶だと2杯分飲めるからちょっとお得感がある。
次に一人で入ってきたお客さんもやはり同じテーブルの相席を案内された。今更相席を断る理由も無い。一つのテーブルに初めて会う組の客が座って、いつの間にかお客さん同士で話をしていた。

そして2軒目は文化横丁の「源氏」。
ここは8月に石巻に行く行き帰りと9月の都合3回来て3回とも休業だった。今回も閉まっていたら僕には縁がないお店かと思っちゃうところだったけど、昨日は開いていたのでやっと入れた。このお店は居酒屋界の大家、太田和彦がお勧めする古い居酒屋だ。文化横丁の路地の奥深くにあるお店は、おかみさんの和服に割烹着と相まって、なんとなく京都にある店に入ったような錯覚を感じる。
ここは日本酒の店だけど宮城の酒ではなく、秋田や岩手の酒が置いてある。薄暗い照明の下でしんみりと飲んでみたく、冷やではなくて熱燗を頼んでみた。熱燗の酒は秋田の新政、今年初の熱燗。つまみは頼まなくてもお酒と一緒に出てくる。最初はぬか漬けとイワシ煮とカボチャ、2杯目には豆腐だ。3杯目は岩手の南部美人を冷やで。つまみは刺身。南部美人と言えば、春のお花見シーズンの前に、蔵元のおかみさんが「自粛しないで東北のお酒を飲んでください。」とビデオメッセージを作成したのが印象に残っている。飲んで応援しよう。
源氏はコの字型のカウンターのみの席で、最初は一人で飲んでいたけど、途中からお隣の人たちと話していた。気がつけば11時となり、お勘定の時間となった。



もう少し飲んでいたい気分だったので、今度はいろは横丁へ。洋酒がいいなと思いふらふらしていると、「BAR BAR BAR」というお店があった。バルバールバーと読む。今度水戸でも飲み歩きイベント「水戸BAR BAR BAR」というのが開催されるので、同じような名前のそのお店が気になって入ってみた。ちなみに水戸のイベントの方は「バーバルバール」と読む。
ここでジントニックを飲む。メニューはどれでもひとつ500円というわかりやすいお店。

そんな感じで楽しんだ仙台の夜だった。