いわき市

イギリス研究会2日目は震災と津波被災地を遠方に住む友人たちに実際に目にしてもらうためにいわき市へ行った。

常磐道をいわき湯本ICで降りて、小名浜のアクアマリンあたりから、三崎公園、永崎、江名、豊間、塩屋崎、薄磯、新舞子、四倉、久之浜と海岸沿いにFMいわきを聴きながら北上。

途中豊間の移動車によるセブンイレブンで買物を行い、塩屋崎と久之浜では車から降りて付近を見学した。被害が大きかった豊間や薄磯のあたりも瓦礫の撤去はだいぶ進んだようだったが、FMいわきでは出演者が3月11日の様子をつい昨日のことのように語っている番組を聴いてもらったり、家の基礎だけになった景色を見たりして、東北の現実を実感してもらえたと思う。

友人の一人は兵庫県から茨城と福島に来てくれた。家庭を持つ身としては現地に来て支援するというのは難しいと思うので、せめて福島のことを忘れないで気にかけてほしい、ということを伝えた。

いわき駅で早めに帰る友人1名を見送った後、残った友人とで国宝に指定されている白水阿弥陀堂に行った。ここは僕もまだ行ってなかった場所。後ろを山に囲まれてとても静かな雰囲気がよかった。今日は天気もあまりよくなく、紅葉もまだ始まったばかりだったので、もう少し紅葉が進んだ頃の天気が良い日にまた来てみたくなる場所だった。

2日間の他の写真はfacebookのアルバムにて。