ひたちなか海浜鉄道湊線の沿線で開催されるアート展。今年で４回目で、以前から開催されていることは知っていたが、これまで行く機会がなくて今回初めて行ってみた。今回は「鉄道×アート」というテーマで、駅や車内そして那珂湊の街なかを舞台にさまざまなアート作品が展示されている。主な展示は那珂湊駅周辺にあるので、勝田駅の湊線のりばで１日フリーきっぷを購入してまずは那珂湊駅に行く。乗った車両がなかなかレトロな車両で、天井には扇風機、窓際のテーブルには栓抜きなどがある。
着いた那珂湊駅でそろいの水色のTシャツを着たスタッフがいたのでパンフレットをもらい、アート巡りに出発。
那珂湊駅の構内には日本初のステンレス車両が展示されていて、この車両自体が展示会場にもなっている。昔この車両が走っているのを見たことがあるのかないのかちょっと自信がない。後にたくさん写真で見たので自分の記憶とすり替わっているのかもしれない。
展示は他にも使われなくなった倉庫や建物の中、神社、水産物店の中など那珂湊の街なかの様々な場所にあって、街歩きも同時に楽しめる。以前水戸芸術館でもギャラリーを飛び出して街なかに展示したことがあったけど、それと同じように今回もとても面白かった。
那珂湊地区だけでなく湊線の終点の阿字ヶ浦駅にも展示があるので、フリーきっぷをつかって阿字ヶ浦まで足を伸ばす。せっかくなのでそのまま海水浴場まで往復してみたりした。フリーきっぷは８００円で、勝田ー阿字ヶ浦間の片道切符が通常５７０円なので、フリーきっぷはなかなかお得だ。
湊線の車内にも展示があるというのだけど、残念ながら今日載った車両は違う車両のようで、見ることができなかった。
今日見てきた作品はfacebookのアルバムにて。
