「桜の森 夜の森」写真展

いわきの小名浜福島県富岡町の桜の写真展があるというので行ってみた。
これは、去年小名浜でボランティアセンターの運営を行っていた人たちの団体が、原発事故で警戒区域となっている富岡町の桜を富岡町出身の母親に見せたい、という思いから始まったもの。無人となってしまった町でも桜は黙って咲き、黙って散っていくという姿が涙を誘う。JR常磐線夜ノ森駅という駅は、桜の名所でもあった。その駅の名前をとって「桜の森 夜の森」と名付けられたこのプロジェクトは、4tトラックの荷台を利用した移動写真展で、これまでに郡山市福島市そしていわき市仮設住宅を回って小名浜に来た。

展示されていた写真は全部で10枚もない小さな写真展だったけど、大きく伸ばされた桜の写真は美しかった。

写真展についてはこちらを参照。


会場近くのららミュウでは、「全国ベンチャーズギター合戦」なるものが開催されていたので、それも楽しんだ。



小名浜美食ホテルで食べたすしそばセット。ちなみに「小名浜美食ホテル」は宿泊施設ではなく、飲食物販のお店です。



全国ベンチャーズギター合戦。




写真展。




空からパラグライダーが飛んできた。



小名浜の行き帰りに、いわき市南部の岩間地区、小浜地区に行ってみた。岩間も小浜も小さな地区だが、よく見れば家の基礎の後だけが残っていて、地区一帯が根こそぎ津波被害にあったことがわかる。両地区を結ぶ道路は復旧工事中のためまだ通行できなかった。

それから、初めて災害ボランティアに参加した勿来のボラセンの跡地にも行ってみた。そこは何もなかったかのように元の会社の敷地に戻っていたが、付近の道路はまだ地震の影響で損傷が激しいままだった。それでも流れ着いたゴミの撤去を手伝った田んぼには青々とした緑が戻っていた。