第24回神保町ブックフェスティバル


毎年恒例の神保町ブックフェスティバルに今年も行くことにしました。
去年と一昨年はちょうど東京に出張中だったので行きやすかったのですが、今年は家から出かけます。
せっかく茨城から行くのだからと思い、去年も行ってお話をしてきた本の雑誌社と酒とつまみ社に水戸のお土産を差し入れとして持っていくことにしました。

ところが東京に向かう電車に乗ろうとしたところで酒とつまみ社のfacebookへの書き込みで、雨のため今日のワゴンセールは中止となったことを知りました。
今年は今日から3日間の開催ですが、僕が行けるのは今日だけだったし、わざわざお土産まで買って東京に向かっているのに残念だなあと思っていましたが、本の雑誌社は神保町に会社があります。きっと社員の方も会社にいるだろう、と思いそのまま神保町に行くことにしました。向かっている途中で今度は本の雑誌社Twitterの書き込みで会社で一社ワゴンセールをやっているとのこと。やはり予想通りと思ったけど、12時くらいまで会社にいるとのこと。僕が神保町に着くのは12時を過ぎてしまうなあと思い、Twitterで返信したところ、僕が行くのを待っていてくれるとのこと。嬉しいなあ。その後の書き込みで酒とつまみの渡邉さんも一緒にいて二社ワゴンセールになったとのこと。両方とも行こうと思っていた出版社なのでますます嬉しくなりました。

上野駅から地下鉄を乗り継いで神保町に着くと、ワゴンだけがならぶすずらん通りを通り過ぎ、本の雑誌社に向かいました。「本の雑誌」には「今月本の雑誌に遊びに来た人」といって会社を訪れた読者や知り合いの人の写真を載せているコーナーがあるのですが、僕も会社の近くにまでは行ったことがあるものの、仕事中にふらりと訪れていいものだろうか?と考えてしまいまだ一度も訪れたことがありません。それが雨が降ったおかげで急に初めての訪問が実現するのでした。

本の雑誌社のあるビルの5階に行くと、H田さんがドアを開けていたので中に入りました。中ではテーブルを囲んで酒盛りをやっていましたが、僕も一緒に座って缶ビールをいただきました。さっそく持ってきたお土産を渡しましたが、ふと気がつくと隣にいたのは炎の営業杉江さんだったのでした。「本の雑誌」にもあまり写真が写っていないので最初は気がつきませんでした。反対側にいたのは酒とつまみの渡邉さんでした。落ち着いて周りを見てみると、社長の浜本さんやおじさん三人組のもう一人、宮里さんもいるではないですか。高校生の頃から愛読している雑誌を作っている人たちと一緒になって酒を飲んでいるというシチュエーションに静かに興奮していました。テーブルの上には「本の雑誌」の2号や3号などごく初期のものが置かれていて少し読ませてもらいました。創刊号は残念ながら会社にも残っていないそうです。

今回の目的である、このブックフェスティバルのために作ったという「おじさん三人組が行く!」の本を直接購入して、さっそくその三人組にサインを入れていただきました。

その他の人は僕と同じようにやはり読者のようでした。その後も何人か読者だという人も来ましたが、突然やってきたのは近くで個展を開いている沢野ひとしさんでした。沢野さんも椎名誠さんの本でおなじみですが、本人を見たのは初めてです。またまたうれしいです。

酒を飲みながら皆さんの話を聞いたり、浜本さんや渡邉さんと直接話しをしたりして楽しい時間を過ごしました。

渡邉さんからは「酒とつまみ」の創刊号も持ってきたと聞いたので、創刊号から3号までを買いました。創刊号にはせっかくなので渡邉さんのサインを入れてもらいました。普段サインはしたことがないそうですが、中学生のときに考えたと言う、野球選手か芸能人みたいなサインをしてくれたのでその場にいた人たちも大爆笑でした。

他にも本の雑誌社の最新刊である「古本屋ツアー・イン・神保町」をこれもサイン入りで購入しました。

楽しい時間でもいつまでもいては迷惑になりそうだったので最後に一緒に写真を撮らせてもらいおいとますることにしました。
おじさん三人組のうち宮里さんは沢野さんのお供で画廊に行った後なかなか帰ってこなかったので残念ながらおじさん1号と2号だけとの写真でした。

こちらは酒とつまみの渡邉さん。


次に向かったのは沢野さんの個展会場です。本の雑誌社からすぐ近くでした。
こちらでは中国の風景を描いたイラストが中心でしたが、著書の販売もしていたのでこちらでも一冊購入しました。

沢野さんとも一緒に写真を撮らせてもらいました。


今日は、ワゴンセールが中止と聞いた時はがっかりしましたが、そのおかげで酒盛りに混ぜてもらえたので、むしろ中止になっていい思いをしたのかもしれません。