今年も水戸のまちなかフェスティバルに行ってきました。
今年のお目当はこちら。
東照宮下のタバコ屋さんの看板猫、ハチの撮影会です。
撮影会は3回行われるのですが最初の回に行きました。出てくる前から人が大勢並んでいます。
ハチは普段は平日にしかお店にいないようで僕はまだ会ったことがありませんでした。
名前の通り顔には眉毛のような八の字があって、困り顔のハチとも呼ばれているのですが、今日は大勢の人に囲まれて本当に困惑しているようでした。
京成の隣の魚屋さん、八百徳分店でイカ焼きも買いました。
秋空の下、黄金色に光るビールとイカ焼きのゴールデンコンビがたまりません。
どんどん歩いて行くと車椅子で行うバスケット、イスバスの会場で震災の写真展をやってました。よく見ると磯蔵酒造の宮田さんもいました。そこで写真集を買いました。
大工町まで行って折り返し、行くときには見られなかった道路の反対側も見ながらふらふらと歩きます。
晴れているとはいえ日陰に入ると少し肌寒いです。そう感じたところにちょうど日本酒の熱燗があったので買いました。これは大洗の月の井だそうです。
南町まで戻り、ここで今日のもう一つの目当を待ちます。
これから始まるのは水戸芸術館プロデュースの梅津和時のライブです。梅津和時という名前は知らなかったのですが、ジャズ、ロック界の先駆ミュージシャンであり、クレズマを演奏するそうです。クレズマといえばNHKのドラマ「あまちゃん」の音楽のベースになったものと聞いていたので、期待できます。
ステージの前にはストリートパフォーマンスがあったようですが、場所がよくわからなかったのでステージの方を見ました。
演奏は梅津和時の他に4人のミュージシャンとベリーダンサーが共演するスタイルで、どこかノスタルジックなサウンドに妖艶な踊りが加わって素晴らしかったです。最後はダンサーがステージ下に降りてきて観客を引っ張り出し、即興の踊りに観客も拍手手拍子で盛り上がりました。
このまちなかフェスティバルでは大小いくつものステージがあり、アマチュアバンドの演奏などもありましたが、このようなプロのステージもあるのが、さすが水戸芸術館を抱える街の文化祭です。
続いて同じステージで開かれた水戸ご当地アイドル(仮)のステージも見たところで道路上で行われるイベントは終了でした。
その後は泉町のバーでビールを飲み、帰り道で竹鶴17年がワンコイン500円で飲める試飲会があるのを見つけて飲みました。
この盛り上がったまちなかフェスも、去年で終わりにするはずだったとか、今年で最後だとかいう噂も耳にしましたが、夏の黄門まつりとはまた違った魅力のイベントなので、これからも続けてもらいたいと思います。